#648 『漆掻き』(16/11/6 放送)

岩手県 二戸市 浄法寺町

二戸市浄法寺町は国内最大の漆生産地。漆はカンナを使い木の幹に一文字に傷をつけ、そこから出る樹液(漆)をヘラで掻きとって採取します。そのため、漆は「採る」ではなく「掻く」といいます。この地では、山の中から漆掻きの小気味の良い音が聞こえてきます。

#648

■ DIRECTOR'S COMMENT

撮影場所のうるし林に着いた時、ラジオの音が鳴り響いていました。理由を聞くと熊対策。漆掻きは命がけの仕事なのだと思い知らされました。二戸市の浄法寺町の漆は、漆器だけでなく、日光の神社仏閣にも使われるんだとか。浄法寺の漆にご興味のある方は、滴生舎に行ってみてください。美しい漆器の展示・販売を行っています。放送内で出てきた赤いお椀もそちらで撮影をさせて頂きました(千葉朋寛)

■ ACCESS

東京駅から二戸駅まで新幹線で約2時間30分

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