#653 『能取湖のベルーガ』(16/12/11 放送)

北海道 網走市 能取湖

能取湖は、北海道の東北部に位置しオホーツク海と繋がっている湖。ここに、1頭のベルーガが2年ほど前から姿を現すようになり、ひとりの漁師の船に遊びに来るようになりました。イルカは普通群れで暮らしますが、稀に1頭だけで生活するイルカがいます。このようなイルカを「ハーミットドルフィン」と呼んでおり、野生のベルーガが人に慣れるのは非常に珍しいです。そんなベルーガの暮らしの音風景が聞こえます。

#653

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回紹介したベルーガは数年前からオホーツク海で目撃されていて、2年ほど前から天敵のいない湖に入り込み、棲み着いたそうです。能取湖はホタテの稚貝の養殖が盛んで、仕事をしている漁師さんの船に興味を持ち、遊びに来るようになったそうです。この湖は一般の船は進入禁止ということで、漁師さんたちも暖かく見守っていました。(鈴木響)

■ ACCESS

女満別空港から能取湖まで車で約40分

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