#687 『相馬野馬追 甲冑競馬』(17/8/13 放送)
福島県 南相馬市
「相馬野馬追」は、平将門が下総国に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりといわれています。甲冑姿の500余騎の騎馬武者が腰に太刀、背に旗指物をつけて疾走する勇壮な行事です。中でも甲冑競馬では、馬が走る音や法螺貝の音など、さまざまな音が響き渡っています。
■ DIRECTOR'S COMMENT
今回ご紹介した相馬野馬追ですが、そのルーツは平将門が野生馬を敵兵に見立てて軍事訓練をした事にあるそうです、が・・・。その将門亡き後もなぜこの行事が脈々と残ったかというと、この行事を「神事」としたからだとか・・・(不確定情報ですが)。そう思うとなるほど!ですね。将門が祟り神になったからなのかは謎ですが、それによって千年以上も残されて来たと思うと面白いですね。震災後も毎年行われているこの神事、500余騎以上もの騎馬が集まる壮観な光景は、侍好きには一見の価値があるかもしれません。是非、一度足を運んでみてください。(村上宗義)
■ ACCESS
原ノ町駅から雲雀ヶ原祭場地まで車で約7分