#701 『弥五郎どん祭り』(17/11/26 放送)
鹿児島県 曽於市
11月3日、深夜1時頃「弥五郎どんが起きっどー」と青年たちが街中をまわり、触れ太鼓と掛け声により祭りが始まります。弥五郎どんは、身の丈4メートル85センチの大男で、一説には隼人族の首領、または300歳の長寿を誇り、六代の天皇に仕えた武内宿弥となどとも言われているが、その正体ははっきりしていない。この地では、毎年弥五郎どん祭りの行事の音が聞こえます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
曽於市につくと、いたるところから「弥五郎どん」の看板や文字、居酒屋の中にも小さな弥五郎どんがいたり、町が本当に弥五郎どん一色という印象がありました。ただ、歴史的に弥五郎どんが何者だったかよくわからないそうで、何者かよくかわからないけど今でも弥五郎どんを通して町が一体となっているというのは、すごいことだなと思いました。子どもたちも毎年楽しみにしているような、そんな雰囲気を感じました。(森野好)
■ ACCESS
鹿児島空港から曽於市まで車で約1時間