#761 『伊勢型(形)紙』(19/1/27 放送)

三重県 鈴鹿市

伊勢型(形)紙は、着物などの生地に柄や模様を染めるための型紙。型紙を作るには高度な技術と根気や忍耐が必要です。縞彫り、突彫り、道具彫り、錐彫りなどたくさんの彫り方があり、彫り方によって職人も異なります。伊勢型(形)紙の作業には、そんな職人技の音があります。

#761

■ DIRECTOR'S COMMENT

「伊勢“型”紙」は「伊勢“形”紙」とも言います。これは時の文部省が無形文化財に指定した際に使用した“型”紙(人間国宝に指定された時に使用しました)と、昭和の終わり頃に通産省が伝統工芸品として“形”紙と登録した事が要因になったそうです。現在は“型”と“形”が混在しており、今回お世話になった協同組合の名前は伊勢“形”紙協同組合です。それでも組合の方々は、今後“型”紙に統一されて行こうと考えているので、イセカタガミは伊勢“型”紙で覚えて頂ければと思います。今回、伊勢形紙協会組合の皆さんに大変お世話になりました、ありがとうございました。(村上宗義)

■ ACCESS

名古屋駅から鈴鹿駅まで電車で約50分

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