#831 『絶滅が危惧される生き物たち(カメ)』(20/6/7 放送)

沖縄県・鹿児島県

ヤエヤマセマルハコガメ・・・森林や湿気の多い山に生息しています。主に陸地におり、泳ぎは苦手。甲羅はドーム状に丸みを帯びており、高さがあります。危険を感じると、頭を引きながら息を吐き、頭を甲羅にしまうと蓋をするように閉まります。
アカウミガメ・・・名前の通り赤褐色の甲羅を持つウミガメ。温帯、熱帯の海に生息しており、生涯のほとんどを海の中で過ごし、産卵の時だけ浜にあがります。
タイマイ・・・世界中の熱帯、亜熱帯地域のサンゴ礁の海などに生息。口が鳥のくちばしのようにとがっており、そのとがった口を使い、サンゴの隙間にいる海面生物を食べます。

 

#831

■ DIRECTOR'S COMMENT

鹿児島から屋久島まで飛行機で約30分
那覇から慶良間諸島(渡嘉敷島)まで高速船で約35分
石垣島から西表島までフェリーで約40分

■ ACCESS

今回は三種類の貴重なカメ編。あまりカメをまじまじと見たことはなかったですが、編集していて、なんだか可愛く思えてきました。生息地の開発や、漁での混獲、外来種の影響などが、数の減少の原因のようで、ほとんどが人間の活動でした。カメだけの話にとどまりませんが、絶滅が危ぶまれる生き物たちを、尊い命を大切に保護していかなければいけないと思いました。(森野 好)

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