#839
『涸沼のしじみ』(20/8/2 放送)
茨城県 涸沼
涸沼のしじみ漁は、「手掻き」と呼ばれる江戸時代から続く漁法で行われており、動力を使わず人力で丁寧に採捕しています。約5mある竿につけた刃爪のあるカゴで湖底を掻き、漁師がしじみをすくいとります。しじみがカゴに溜まると、竿を上下にゆする「シャリシャリ」という貝のこすれ合う音が竿伝いに聞こえてきます。涸沼ではそんな昔から続く漁の音が聞こえてきます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
涸沼産のしじみ最大のウリは、いいダシが出ることなんだそうで地元の方達はお味噌汁や潮汁を作ることが多いそうです。番組に登場するお味噌汁は、涸沼近くの「お食事処 いきいき」の女将さんに作っていただいたもの。もちろんめちゃくちゃ美味しかったです。しじみ汁が好きな方、あと美味しい天ぷらが食べたい方はぜひ涸沼の名店「お食事処 いきいき」を訪れてみて下さい。地元で採れた野菜の天ぷら、美味すぎです。(千葉朋寛)
■ ACCESS
涸沼駅から徒歩で約10分
