#842
『京都帝釋天 願いの鐘』(20/8/23 放送)
京都府 南丹市
京都帝釋天は、宝亀11年(780年)に開創され、以来1200年もの間、多くの人々に「願い事の叶う神」として親しまれてきました。700mの参道には108基の鐘が連なり、一つ一つ願いを込めて打ち鳴らすことによって、帝釋天のもとに願いを届けます。108基の鐘以外にも形の異なる鐘もあり、参道からは人々の願いをのせた音が響き渡ります。
■ DIRECTOR'S COMMENT
京都帝釋天に到着して参道を歩いてみると、同じ形をした108基の鐘以外にも、予想以上にたくさんの鐘があり、見た目や音も異なるため、興味深かったです。本来ならば、参道入口から順に本堂に向かって108基の鐘を打ち鳴らしていくわけですが、今回は撮影で伺わせて頂いたため、1基の鐘につき1打で進むことができず、帝釋天様はきっと鐘の響きを聞いて「一体今日は何事だ?」などと思っているのでは・・・と思い、ちょっと罪悪感です。京都は、特に京都市内に観光スポットが多い印象ですが、南丹市の京都帝釋天も、音ソノをきっかけにたくさんの人に知って頂けたらと思います。(森野好)
■ ACCESS
京都駅から京都帝釋天まで車で約40分
