#862 『競技かるた』(21/1/10 放送)

長野県 佐久市

百人一首を使って、一対一の源平形式で行うかるた。江戸時代のはじめごろ、王朝人の遊びだった「貝おおい」とポルトガルの「カルタ」が融合したといわれています。また競技かるたとして全国へ普及したのは大正時代から昭和にかけてといわれています。現在では、テレビドラマや漫画に取り上げられることも多くなりました。お正月だけではなく、全国各地で初心者大会や全国大会が開催され、100万人を超える人々が競技かるたを楽しんでいます。体育館からお正月らしい音が響いてきます。

#862

■ DIRECTOR'S COMMENT

ひと試合は、どちらかの手持ちの札がなくなるまで1時間以上かかります。この間の選手たちの集中力はすさまじいものがあります。大会主催者の方から「上の句と下の句の間では絶対に音を立てないでください」とのことでした。選手たちは読み手の「息を吸う音の違い」で出だしを予測するのですから、そそうがあっては大変です。私も超緊張しながら撮影させて頂きました。(島袋みさと)

■ ACCESS

佐久平駅から長野県立武道館まで車で約15分

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