#911 『にらみ鯛の焼き音』(22/1/2 放送)

兵庫県 明石市

京都や大阪など関西の一部地域に残る縁起物が「にらみ鯛」。正月に飾られる尾頭付きの鯛で、三が日は箸を付けずに眺める風習があます。鯛の名産地、明石の魚の棚商店街では、12月末になるとにらみ鯛づくりが本格化します。人気があるのは、魚の棚商店街で唯一、鯛の炭火焼きを続けている「魚秀(明治45年創業)」。大みそかまで4千~5千匹を焼き上げます。串を打って化粧塩をした後、形を整えながら40分ほどかけて香ばしく焼き上げます。(価格は大きさ1キロほどで約4千円、2.5キロほどで約1万円。)新年の門出を祝う準備の音が聞こえてきます。

#911

■ DIRECTOR'S COMMENT

兵庫県明石市にある創業109年の老舗・魚秀さんを取材させて頂きました。毎年11月から12月にかけて、約4000~5000匹の明石の天然鯛を焼かれます。祝いを引き立たすように鯛の尾を高く上げて焼き上げるのですが、尾が上がるように串を打ち、焼いてる段階で高さが甘ければ、焼きながら奥にある鉄板に押し当てて成形されるそうです。「にらみ鯛」という正月の風習は知らなかったですが、このような日本の歴史ある風習や代々伝わる技術がこれからも絶やさず受け継がれていってほしいなと思いました。(中野宏美)

■ ACCESS

明石駅から「魚秀」まで徒歩で約7分

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