#924
『赤関おとなり橋』(22/4/3 放送)
神奈川県 横浜市 瀬谷区
瀬谷区を南北に流れる和泉川の川辺は、水に触れ合い遊ぶこともできる地域の人々の散歩コース。「赤関おとなり橋」は、和泉川に架けられ、8種類の金属でできた鳴り車を鳴らすことができる橋です。橋は人々が川と出会う場所であり、川との出会いを大切にするために橋を楽しいものにしようという思いから、和泉川の河川環境整備の際に設計されました。鳴り車は、鼠鋳鉄(FC12)、鼠鋳鉄(FC25)、球状黒鉛鋳鉄、燐青銅、亜鉛合金、ステンレス、アルミ、黄銅合金の8種類でできており、それぞれ音が異なり、通学や遊びで渡る子供たちを中心に地元の人々が楽しめる橋になっています。
■ DIRECTOR'S COMMENT
撮影にあたり、赤関おとなり橋に向かって散歩道を歩いてみましたが、和泉川の川辺はのどかな里山の風景が残っており、横浜でもこういう場所もあるんだと初めて知りました。地元の方ともお話ししましたが、カワセミにも出会えるんだよと教えて下さり、この川辺に親しみを持っていらっしゃるようでした。「赤関おとなり橋」もちょっと変わっていて、ついつい鳴り車をまわしてみたくなる、童心をくすぐられる橋でした。(森野 好)
■ ACCESS
「横浜駅」から「三ツ境駅」まで電車で約20分
