#925 『アナグマ求愛の声』(22/4/10 放送)

山口県 山口市

ニホンアナグマは全体にくすんだ褐色で、両眼部は黒っぽい褐色、頭胴長はオス63~70cm、メスは56~61cm。基本的に夜行性で、日中は巣穴で休息しています。交尾期は3月~4月で妊娠期間は約1年間におよび出産も3月~4月、産仔数は1~3頭。子が巣離れするまで メスが子育てをし オスは単独で行動します。交尾期はメスを誘うオスの声と共に 里山には春が訪れます。

#925

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回は皆さんには余り知られていない、ニホンアナグマの鳴き声をお見せすることができたと思います。それも動物写真家・福田幸広さん、撮影コーディネーター・ゆうきえつこさんのおかげです。これまでお二人が10年に及んで追いかけ続けているアナグマ達を惜しげもなく紹介してくれ撮影させて頂きました。撮影は山の中へ雨合羽を着て道無き道を向かいます。今回は特別に番組のカメラマンとしてアナグマの巣前に、福田さんが数時間もかけてカメラをセットしてくれ、それを遠くから見守るという撮影を行いました。そして待つこと数時間。カメラの前にアナグマが顔を出した瞬間の嬉しさと言ったら、もう言葉では、、多分漫画のような嬉しさの表情になっていたのでしょう。。可愛すぎるアナグマの行動に目を輝かせる私にゆうきさんはポソリと「はまっちゃいましたね」と。福田さんもそんな私を見てニコニコと笑っていました。自然の生きる動物と向き合う楽しさ面白さ、お二人のおかげでようやく知る事ができました。アナグマどうなったかなー、お二人撮ってるのかなーとソワソワし、また行きたいなーと思うこの頃です。(村上宗義)

■ ACCESS

山口駅から車で約30分

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