#926
『教室の油引き』(22/4/17 放送)
兵庫県 神戸市
神戸の公立の小中学校は基本的に土足で教室に上がることが多い。そのため砂埃などがあがらないように、夏休みや冬休みなど生徒がいない時に基本的に担任の先生が教室の床にモップで油をひきます。バケツやドラム缶に油を入れて、 その油をモップに染み込ませて、モップがけをします。
■ DIRECTOR'S COMMENT
私は神戸市立の小中学校を卒業したので、土足で教室に上がる事、そして学期末に行われる「教室の油引き」は馴染みのある文化で地元の文化を紹介できる事を嬉しく思います。油引き後の床は乾き切らないので手提げなど物を落とすと油がついたり、独特の油の臭いが残る中新学期を迎えた事など当時を思い返して懐かしく感じました。今回協力してくださった和田岬小学校の先生と生徒たちが明るく楽しそうに学校生活を送っている姿が印象的でした。（中野宏美）
■ ACCESS
兵庫駅から電車で和田岬駅 そこから徒歩約5分