#928
『のぼり鯉作り』(22/5/1 放送)
岐阜県 岐阜市
小原屋は、創業慶長年間(安土桃山時代~江戸時代の元号)と伝わる老舗。そんな小原屋では、美濃和紙で作る「のぼり鯉」を、全て手作業で一人の職人が作っています。紙を使用するきっかけは、江戸時代に徳川吉宗の享保の改革により、『布は贅沢品のため、紙を使用せよ』とお触れが出たことと言われています。もともとは、普通の鯉のぼりと同様に、家の外に飾るものでしたが、現在では、屋内に飾ることができる小さいものとなりました。色は、5行説の黒・白・赤・青・黄色で作られ、和紙のシワの上に筆が通る掠れた音が聞こえてきます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
今回ご協力頂いたのは、小原屋さん。創業は、慶長(安土桃山時代~江戸時代にかけての元号)からという歴史ある老舗です。鯉のぼりといえば、一般的に布製で屋外に飾るものというイメージだと思いますが、「のぼり鯉」は紙製で、和紙でシワを作ることによって、独特の味わい深さ、素朴さ、可愛らしさが溢れ出ています・・・!撮影後には、職人の河合さんの奥様が点ててくださったお茶も頂きながら、のぼり鯉や岐阜の歴史・自然についてなど、お話をしてくださいました。「ここに来ると、まるで時間が止まったように感じる」と言われることもあるとおっしゃっていましたが、私にもなんとなくその気持ちがわかりました。撮影とはいえ、素敵な時間を過ごさせて頂きました!(森野好)
■ ACCESS
「岐阜駅(JR東海)」から「小原屋」まで車で約15分
