#940
『ちりりんロード』(22/7/31 放送)
鹿児島県 指宿市
「いぶすき 砂の道 ちりりんロード」とは、3月から10月にかけての大潮または中潮の干潮時に知林ヶ島に現れる「砂の道(砂州)」の愛称です。限られた時間 長さ約800mの砂州(砂の道)が出現して陸続きとなり、歩いて渡ることができます。「砂の道」は、消えても必ず再び現れ、島と陸とを「結ぶ」ことから、知林ヶ島は「縁結びの島」・「愛の島」とも呼ばれ、パワースポットとして知られています。
■ DIRECTOR'S COMMENT
ちりりんロードが出現するあたりは、ちょうど潮の流れがぶつかるところで、巻き上げられた海底の砂が次第に堆積して、今のように干潮時に現れるようになったそうです。春から秋にかけて、大潮~中潮の干潮時に現れるんですが、長さ800m、幅も20mくらいあって、かなりスケールの大きい道でした。ちりりんロードで繋がる知林ヶ島は散策路や展望台が整備され、島内を巡ることができるようになっています。「島と陸が結ばれる」事から「縁結びの島」とも呼ばれていて、若いカップルが訪れることも多いそうです。指宿は温泉地としても有名ですが、訪れた際にはぜひ立ち寄って、砂の道が現れる様子をみてみてください。(鈴木和宣)
■ ACCESS
指宿駅からバスで約15分
