#980 『佐波川こいながし』(23/5/14 放送)

山口県 防府市 佐波川

少子高齢化が進む防府市小野地区の住民が町おこしとして始めた「佐波川こいながし」山口県下有数の河川 佐波川の川幅を利用し、鯉のぼりを水中で泳がすアイデアから生まれ今ではゴールデンウィークの風物詩となっています。水中を色鮮やかに悠々と泳ぐ鯉のぼり、2008年の開催当初は30匹ほどでしたが、今では約120匹と増え周辺に連なる山々の緑が相まった美しい風景と合わせて、市内外から多くの見物客が訪れます。

#980

■ DIRECTOR'S COMMENT

佐波川こいながしは15年ほど前に始まったイベント。当初は泳がせる鯉のぼりは数匹だったそうですが、子供が成長した後に鯉のぼりを寄付してくれる方が増え、今では約120匹もの鯉のぼりが泳ぐ程の規模になっています。これほどの数の鯉のぼりが水中を泳ぐ姿は珍しく、その様子を見ようと全国から観光客やカメラマンが集まってきていました。会場の横の河川敷は芝生の広場になっていて、鯉のぼりや凧の貸し出しが行われ、たくさんの子ども達が集まり、大きな鯉のぼりを持って元気に走り回っていました。(鈴木和宣)

■ ACCESS

「山口駅」から「防府市奈美中央橋」まで車で約30分

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