#1063
『出羽三山神社のすす払い』(24/12/29 放送)
山形県 出羽三山神社
出羽三山とは、山形県の中央にそびえる羽黒山・月山・湯殿山の総称になります。約1400年前、崇峻天皇の御子の蜂子皇子が開山したと言われています。出羽三山神社は羽黒山頂にあり、月山、羽黒山、湯殿山の三神を合祭して年中の行事などはここで三神社同時に行われています。一年の汚れを払い、清める「出羽三山神社のすす払い」は、午前9時から神職やみこ、崇敬者など20人で行われ、ササ竹などを使って天井のほこりを払ったり、畳を雑巾で拭いたりしながら汚れを落としていきます。101ある社 全てで「すす払い」が行われ、崇敬者は今年一年の出来事を振り返り、来年の幸せや健康を願いながら作業を行います。
■ DIRECTOR'S COMMENT
山形県での撮影ということで出発前は雪の心配をしていましたが当日は降雪も積雪もなく無事に羽黒山山頂の出羽三山神社に到着。でも天気はどんよりとした曇り空。さらに濃い霧が建物を覆うようにかかり、本殿の外観にカメラを向けても何も見えない状態がしばらく続きました。そのせいか霧がはれ本殿が姿を現した時は、とても気持ちの良い瞬間でした。(千葉朋寛)
■ ACCESS
「JR鶴岡」から「出羽三山神社」まで車で約30分
