#1073
『津軽鉄道のストーブ列車』(25/3/9 放送)
青森県 津軽地方
津軽鉄道は、津軽五所川原駅から津軽中里駅までの20.7キロ間を走る本州最北端の私鉄路線です。路線内に停車駅は12駅ありますが、そのうち有人駅は3駅だけです。昭和5年に津軽鉄道が開業して以来、毎年12月1日から3月31日まではストーブ列車が運行しています。ストーブを中心に乗客同士が向かい合い、アテンダントさんの温かい津軽弁の観光案内に耳を傾けます。また、車内ではスルメやストーブ酒などが販売されており、購入したスルメをアテンダントさんに渡すと、目の前のストーブの上でスルメを焼いてくれます。始点の津軽五所川原駅を出発したストーブ列車は、約45分で終点の津軽中里駅へ到着します。
■ DIRECTOR'S COMMENT
国内は勿論、今では世界中から訪れる冬の風物詩で、撮影の時も様々な国のみなさんが乗車していました。外はマイナス気温でしたが列車の中は温かくずっとその場所から離れたくない気持ちになりました。雪景色を見ながら日本酒を飲んで焼いたスルメイカを食べる、まさに贅沢な一時です。この列車実は、夏や秋には他のイベント列車としても運行しているのでいつもと違う旅の醍醐味を味わってみては如何でしょうか!(亀井清行)
■ ACCESS
「JR青森駅」から「津軽五所川原駅」まで車で約55分
