#1076 『鰆のカンカン寿司』(25/3/30 放送)

香川県 さぬき市 鴨部地区

「カンカン寿司」は江戸時代から伝わる保存食で、さぬき市鴨部地域で発祥し、さぬき市のほぼ全域に伝承されています。一升ほどのごはんが入るすし箱にすしめしを詰め、その上に酢でしめたサワラを並べ、蓋をして木枠をくさびで打ち込みます。その時の音がカンカンと聞こえることから名前がつきました。魚を塩と酢でしめているため、冬では1週間、夏でも2~3日保存がききます。昔は農繁期を前にして、地主が奉公人にふるまった料理であったため、末席にいる者に放り投げて渡しても形が崩れないほど締まった寿司であることから、別名「ほらいたずし」とも呼ばれています。

#1076

■ DIRECTOR'S COMMENT

カンカン寿司」は香川県さぬき市が発祥と言われ、JA香川県鴨部女性部の方々に協力して頂きました。普段は衛生面を考慮してマスクや手袋など使い作業を行いますが、今回はマスクなど外して頂きました。と言うのも作業の音がメインではありますが、作る時の表情も紹介したくお願いしましたがみなさん恥ずかしがり屋さんで、初めは顔を極力出さないよう!と話していましたが、最後には良い経験が出来ました!とおっしゃって頂けました。明るいみなさんとの楽しい撮影ができた事に改めて感謝しております。(亀井清行)

■ ACCESS

「高松駅」から「JA香川よりそいプラザ鴨部」まで車で約30分

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