#1078 『舞妓の髪結いさん』(25/4/13 放送)

京都府 京都市

「結髪師」とは、日本髪を結う髪結い師のことで、親しみを込めて「髪結いさん」と呼ばれています。舞妓はかつらを用いず、地毛で髪を結いますが、一度結うと一週間は洗髪せずにそのまま過ごすため、髪が崩れないように髪結いさんにも熟練の技が求められます。まず最初に、温めた鉄のコテで髪全体の癖を直しながら整えます。その時に、均等に波打つように型をつけることで、日本髪がふんわり膨らんだ仕上がりになります。その後、元結や櫛など様々な道具を使いながら、髪を結っていきます。4月は祇園甲部の芸妓舞妓が舞う春の風物詩「都をどり」が行われるため、髪結いさんも多忙を極めます。

#1078

■ DIRECTOR'S COMMENT

私自身、祇園の花街や舞妓さんについて詳しくはありませんでしたが、今回はご紹介をいただいて、普段はメディア露出されない髪結いさんに特別に取材にご協力をいただきました。舞妓さんの存在は誰しもご存じだと思いますが、裏で支えている職業の方々を知る機会は少ないと思います。今回を機にたくさんの方にその活躍を知っていただき、技術や文化がこれからも継承、発展することを祈っています。そして、今回はちょうど春という季節でもあり、祇園甲部の芸妓舞妓が舞う春の風物詩「都をどり」も撮影させていただきました。豪華絢爛なもので、普段はなかなか会えない芸妓さん、舞妓さんの踊りを生で観ることができる貴重な機会です。4月いっぱい行われておりますので、是非お見逃しなく・・・!!(森野 好)

■ ACCESS

非公開

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