#1085
『狭山茶の手揉み』(25/6/1 放送)
埼玉県 入間市
狭山茶の「狭山」は入間市南部に位置する「狭山丘陵」に由来します。江戸時代後期に狭山丘陵北麓で煎茶作りが始まり「狭山茶」と名付けられました。現在はコンピューター制御された製茶機械で作られていますが、大正時代の終わり頃までは全て手作業で行われていました。手作業による狭山茶づくりは「手揉み狭山茶」の技術として現在でも伝承されています。
■ DIRECTOR'S COMMENT
撮影前に手揉みの狭山茶を飲ませていただきました。飲んですぐの感想はまろやかな口あたりながら苦味や渋味も感じる、なんとも不思議な味だな、というものでした。お茶を2杯いただいた後に撮影を開始し、何も飲み食いすることなく数時間が過ぎたところで気づきました。口の中がずっとさわやかなのです。お茶の後味による清涼感が何時間も続いていました。お忙しい中撮影にご協力いただいた増岡園の皆さま、本当にありがとうございました。そして美味しいお茶をご馳走さまでした。(千葉朋寛)
■ ACCESS
「西武池袋線 仏子駅」から「増岡園」まで車で約10分
