#1118
『南大塚の餅つき踊り』(26/1/25 放送)
埼玉県 川越市
埼玉県の県指定無形民俗文化財で、唄に合わせて踊りながら餅をつく民俗芸能。現在は成人の日(1月第2月曜日)の前日に行われているが、元々は裕福な家で主に長男長女の7歳の帯解き祝い(現在の七五三)に行われ、「接待餅」と呼ばれていた。祝いの場で賑やかについてもらい、ついた餅を親類や近所に配るというものであったが、成人の日が制定されてから、この日に地元の新成人を祝う目的で、西福寺境内で行うようになり、現在では成人祝いと切り離した新春の行事となっている。餅つき踊りは、計4回(4臼)行われ、ナラシ、ツブシ、ネリ、3テコ、6テコ、アゲツキと続く。中でも3テコは一番激しく、臼と杵を使ったリズミカルな音が響く。最後の1臼は、臼に綱をつけ、引きずりながら餅をつく「引きずり餅」をして、隣接する菅原神社に参拝する。餅は地元の人々に振舞われ、神社にも納められる。
■ DIRECTOR'S COMMENT
この度は、南大塚餅つき踊り保存会さんのご協力の元、撮影をさせて頂きました!現場では、うどんをご馳走になったり、私たち撮影スタッフにまでお餅をいただくなど、たくさんのお心遣いを頂きました。初めて拝見したものの、どこか懐かしさの残る唄と踊りの情緒で、温かい気持ちで撮影をさせていただきました。現地の子どもたちからは「お仕事頑張ってね!」と励みの言葉ももらいました!(森野 好)
■ ACCESS
「東京駅」から「南大塚駅」まで電車で約1時間20分
