#1127 『東大寺四月堂 瓦の検査』(26/4/5 放送)

奈良県 東大寺 四月堂

奈良、東大寺の四月堂から聞こえてきたのは、「瓦を検査する音」。建物の耐震工事を機に、屋根瓦の点検や葺き替えが行われていました。重要文化財である四月堂の瓦は、古いものでは室町時代に作られたものもあり、歴史的に大切なもののため念入りに検査が行われます。それも、見た目ではわからない損傷が隠れてないか、瓦を一枚一枚 金槌で軽く叩いて、その「音」で判断されるのです。損傷が無い瓦は、金属音に近い高い音がし、損傷がある瓦は、鈍い音がします。そうして、損傷がある瓦は、新たに復原された瓦と交換し、損傷がなかった瓦とともに屋根に戻されます。参拝は、2027年に再開される予定です。

#1127

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回は、法隆寺金堂や姫路城の屋根瓦の修復などを手掛けてこられた山本瓦工業が東大寺四月堂の瓦の検査などを行う様子を撮影させていただきました。最初に、その音の違いを聞かせていただいたのですが、素人の私には、損傷のあるなしが判断できない音もあり、それを一枚一枚すぐに判別する職人さんにビックリでした。日本の歴史と伝統が守られる現場を見せていただいた大変貴重な経験でした。(島袋みさと)

■ ACCESS

「近鉄奈良駅」から「東大寺四月堂(三昧堂)」まで車で約6分

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