#1131
『張子虎』(26/5/3 放送)
香川県 三豊市
張子虎(はりことら)は、主に江戸時代(17世紀後半)から日本で親しまれてきた郷土玩具で、現在は香川県三豊市などで作られています。木型に和紙を貼り重ね、複数回にわけて色を塗り重ねて作ります。首振りが特徴で、端午の節句の魔除けや子供の健やかな成長を願う縁起物として飾られます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
今回撮影にご協力頂いた田井民芸さんは、明治初期から受け継がれているそうです。張子虎を求めて遠方から訪れる方も多く、その魅力の高さがうかがえます。作品は手のひらに収まるサイズから、子どもが乗れるほどの大きなものまで幅広く、乗れるサイズの虎は完成までに約2ヶ月かかるそうです。細かな工程を含めると約35もの手間を重ねて仕上げられています。一つ一つ丁寧に作られているため、表情もそれぞれ異なり、どの虎にも個性と愛らしさが感じられ、思わず愛着が湧いてしまいました。(中野宏美)
■ ACCESS
「みの駅」から「田井民芸」まで徒歩 約20分
