#1134 『足伏走馬』(26/5/24 放送)

滋賀県 近江八幡市

毎年5月上旬に行われるこの競馬神事は平安時代の宮中行事をいまに伝えるものです。京都の上賀茂神社で行われる「賀茂競馬(かもくらべうま)」との関わりが深く、競馬の様式をほぼそのまま踏襲しています。騎乗する者は二種類の舞楽姿になりそれぞれ赤と黒の素襖(すおう)と烏帽子を着用します。足伏走馬は農機具の発達などから馬を飼育する家が減ったことを理由に一時期は規模を縮小して行われていましたが、近年では県内の牧場に馬の出演を依頼する形で復活を遂げました。出走馬は元競走馬の乗馬馬が多いです。境内の馬場(直線約400m、幅約10m)には三本の目印の木があり、馬場入口の「出馬の木」から二頭が連れだって並足で進み、「三鞭の木」付近にさしかかると太鼓が鳴り競争が始まる。「三鞭の木」からゴールの「勝負の木」までの間を二頭は全力疾走で駆け抜けます。

#1134

■ DIRECTOR'S COMMENT

足伏走馬が行われる賀茂神社はJR近江八幡駅から車で15分ほどで着きます。今から約1300年前の奈良時代(736年)に建てられたそうです。神主さんに境内を案内していただいたのですが、本殿の裏に広がる森の中は神主さんの語りも相まって、なんとも神秘的な場所でした。パワースポットという言葉では言い表せないような特別な空間…滋賀県に行かれる際はぜひ参拝してみて下さい。(千葉朋寛)

■ ACCESS

「JR近江八幡駅」から「加茂神社」まで車で約15分

PAGE TOP

PAGE TOP