#1137 『大相撲の触れ太鼓』(26/6/14 放送)

東京 両国

大相撲の「触れ太鼓」は本場所初日前日に、呼出が太鼓を打ち鳴らしながら町を回り、大相撲開催を知らせる伝統行事です。江戸時代には、興行の開催を知らせるために行われていたとされています。現在は4組に分かれ、寄席太鼓を打ちながら相撲部屋や老舗などを巡っています。両国周辺のほか、富岡八幡宮や浅草、銀座、豊洲市場、相撲部屋のある足立区周辺でも行われています。触れ太鼓は「町回り太鼓」とも呼ばれ、かつての情報伝達の役割を今に伝える行事として受け継がれています。

#1137

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回の撮影は、呼出さんが4班に分かれて東京各所を回る触れ太鼓の取材で、私たちはそのうち両国界隈と浅草界隈の2班に少しだけ同行させてもらいました。銀座や豊洲市場、足立区の相撲部屋、かつて相撲が行われていた富岡八幡宮なども巡るルートがあるようで、触れ太鼓が今も街を歩いているということ自体、多くの人たちが知らなかったのではないでしょうか。街を巡るのは朝早くから日が暮れるまで、長い一日を、4班それぞれが東京の街を分担して歩き続けているのです。東京では年に3回、本場所のたびにこの触れ太鼓が街に出るといいます。取材にご協力いただいた皆さんが、触れ太鼓の訪れをとても待ち侘びており、笑顔が絶えない現場を見て、相撲が長く続き愛されているのは、呼出さんのおかげもあるとも思えました。今回の撮影で、同行させて頂きました呼出の皆様、両国国技堂さま、オーダーシャツオカダヤさま、中村園本店さま、大橋屋酒店さま、とし田さま、岡田屋履物店さま、工藤写真館さま(相撲写真資料館)、ライオン堂さま、元禄二八そば玉屋さま、葵丸進さま、どぜう飯田屋さま、宮本卯之助商店さま、他、突然の取材にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。(村上宗義)

■ ACCESS

特になし

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