沖縄県・那覇市。青い海に青い空。南の楽園ではじめてのおつかいに出るのは、ピンクのめがねがとっても似合う波瑠(はる)ちゃん(4歳3か月)。今日は清明(シーミー)という沖縄独特の行事の日。大勢で集まってお墓の前で宴をするんです。その宴で出される赤いかまぼことさんぴん茶、料理に使う豆腐と黒糖、そしてレモンケーキを頼まれました。 スーパーに到着すると、さんぴん茶の売り場を探す波瑠ちゃん。お母さんには茶葉を頼まれたんですが、なんと、波瑠ちゃんが手にしたのは・・・2リットルのペットボトル!そんなに重いの、大丈夫!?ヨロヨロしながら店内を歩きます。さらに黒糖を探しに行くと・・・今度もまた、お母さんが頼んだのとはちょっと違うものを手に取ってしまうんです。波瑠ちゃんのおつかい、無事に終わるかな・・??
山形県、最上川の河川敷。日本全国からキャンピングトレーラー仲間たちが集まっています。その中のあるお父さんが、三男の拓也(たくや)くん(4歳2か月)をおつかいに出すことにしました。最近ひらがなが書けるようになった拓也くん、自分でおつかいするものをメモしています。おつかい先はキャンピングトレーラーから約200メートル先の屋台村。お父さんは、豚のステーキ【とんてき】や山形名物【肉そば】を頼みました。 水たまりがたくさんある中、ラジオフライヤーという小さなワゴンを引っぱって出発です! 自分のメモをしっかり確かめながら屋台を回る拓也くん。でも、あれれ?拓也くんの文字は、左右や上下がひっくり返っています。首をかしげる拓也くん。なんと自分でも解読できなくなっちゃったみたい・・!おつかいはまだまだ残ってます。拓也くん、どうするんでしょう?
琵琶湖のほとり、滋賀県高島市。平成の水百選にも選ばれるこの町でおつかいに行くのは、最近弟が生まれて急にしっかりしてきた桃果(ももか)ちゃん(4歳2か月)。小雨の中、花柄のカッパで出てきましたが、空には大きな雨雲がどんどん迫ってきています。「ママといきたい」「雨こわい~」と泣き出す桃果ちゃん。雨の中、お母さんは濡れながら桃果ちゃんを必死に説得すると、桃果ちゃんは泣きながら前に歩き出しました。「ママみといて!」と振り返りながらも前に進み、「ママと一緒に行きたかった」つぶきながらも足が止まることはありません。いつのまにか涙がとまり、そして雨も止み、雲間から薄日が差してきました。走り出した桃果ちゃん。突然止まって空を見上げると、そこにはなんときれいな虹が・・・!桃果ちゃんが生まれて初めて見る、本物の虹が現れていました・・・!
愛媛・内子町。いつでも全力投球のあかりちゃん(3歳4か月)は、お世話が大好きな明るい女の子。お母さんにおつかいを頼まれたのが嬉しくて仕方ありません。いつもお母さんと行く酒屋に着くと、お茶とジュースのペットボトルを2本買いました。重たいからとリュックに入れてもらうと、次は雑貨屋さん。ネコ用のティッシュを買いました。お荷物いっぱいで歩きにくいなぁ・・・そうか、リュックが重いんだ!あかりちゃん思いつきました。背中のリュックを軽いビニール袋に入れて手で持つことにしました。でも今度はビニール袋が重たくて手が痛い・・・。そうか、リュックが重いんじゃなくて、中のペットボトルが重いんだ!ってペットボトルを出して、ビニールに入れてみます。あれ・・?でもやっぱり手が痛い・・・。どうにもできなくなったあかりちゃんは、あるとんでもない行動に出てしまうんです・・!
広島県呉市。大海(おおみ)くん(4歳)は大大大の甘えん坊です。今日はお父さんと二人きり。お父さんは海上自衛隊の教官で大海くんの憧れです。特にお父さんのかぶっている制帽はかっこいい! お父さんは、大海くんにお昼ご飯を買いに行くおつかいを頼みました。でも…大海くんは大号泣!お父さんがいくら頼んでも行きたがりません。色んな言い訳をして、おつかいに行きたくないってゴネてしまいます。その戦いを終わらせたのは、お母さんが大海くんのために一生懸命作ったおまもりと、憧れのお父さんの制帽でした。よし、これがあれば行ける! 勢いよく家を出た大海くん。でもそのひと言目は「おかあさ~ん…」って、大海くん、ちゃんとおつかいできるかな?
東京・月島。行動派の瑠太(りゅうた)くん(4歳4か月)と慎重派の壮一朗(そういちろう)くん(4歳4か月)はどちらも高層マンションに住むおしゃれな都会っ子です。2人は同じ幼稚園。性格は正反対だけど、ケンカしないで帰ってこられるかな? 出発してすぐ、「あ、カメラだ!」なんと2人は次々カメラを見つけてしまいます。「あっちにも!こっちにも!」スタッフに緊張が走ります!撮影に気づかれてしまったか…。でも2人に話しかけられたカメラマンが、「これは電気を測る機械」って説明すると、すっかり興味がなくなっちゃったみたい。まったく関係なしにおしゃれな長靴の自慢が始まりました。こんな調子でカメラに気づくことがあっても自分たちが撮影されてるってことには気がつきません。性格は正反対だけど大の仲良し。いっぱいおしゃべりしながらのおつかいです。
沖縄県・伊良部島。お父さんはこの島でダイビングのインストラクターをしています。おつかいに出るのは、4人兄妹の2番目ひかりちゃん(5歳1か月)と3番目のあかりちゃん(2歳9か月)。20日前に小さな弟が生まれたばかりで2人ともお世話をしたくて仕方ありません。今回は、この弟のオムツを取りに行くおつかいです。 出発して5分。「まって」あかりちゃんが立ち止まりました。一歩も動きたくないようです。お姉ちゃんは必死に説得しますが、あかりちゃんには効きません。私だって、お母さんのところに戻りたい…ひかりちゃんも一緒に戻ろうとしますが…しばらくすると何かを決心した顔になるひかりちゃん。「この道をまっすぐ行ったらペンションだからね」あかりちゃんを一人で帰すことにしたんです。 一人になったひかりちゃん。寂しさと不安で涙を流します。それでも一人で進みます。お母さんに頼まれたから頑張らなくちゃ・・!
静岡県・森町。お茶で有名なこの町に、おつかいに行くのが楽しみでしょうがない2人、源(げん)くん(3歳9か月)と紅(べに)ちゃん(4歳1か月)です。2人の保育園では毎日お茶を持って行ってうがいをするんです。おつかいは、そのお茶の葉を2人で買いにいくことになりました。 2人仲良く1つのカゴを一緒に持って元気に出発します。でも家を出ると急に寂しくなったのか、紅ちゃん「なく?」って不安そうに源くんに聞きます。すると源くんは「オレがいるから大丈夫!」って本当に仲良しカップルなんです。 土手に出てくると、ここは気持ちのいい一本道。太陽が気持ちよく2人を照らします。カゴを引っ張り合って力比べをしたり、葉っぱを見つけて頭に乗っけてみたり…、ほのぼの2人のはじめての大冒険です。
ほかにもたくさんのストーリーが登場します! 夏の特番だけの人気コーナー、おつかいの「その後」もお楽しみに!