Storyストーリー

#01
「運命」
2026年1月11日 放送

厳格な女刑務官が愛してしまった男は、塀の中の殺人犯だった――。
氷川拘置所、女性だけが収容された区域『女区(じょく)』の区長を務める刑務官・冬木(ふゆき)こずえ(篠原涼子)は、常に規律正しく、冷静沈着。他人に干渉せず、感情に流されず、実直に職務を遂行する。すべては、閉ざされた塀の中の秩序を保つため、他人にも自分にも厳しく生きてきた…はずだった。あの男が現れるまでは…。

実の父親の殺人容疑で移送されてきた殺人犯・日下(くさか)怜治(れいじ)(ジェシー)。見覚えのあるその顔に、こずえは息をのむ…。鋭い目つきで周囲を威嚇する怜治を、刑務官たちは徹底マーク。こずえも動揺を隠しながら毅然とした態度で臨むが、そんなこずえの心をかき乱すように、怜治は収容されるや否や次々と問題を起こし…。

よみがえる記憶…こずえの中で何かが少しずつ崩れ始め…。怜治の事件を担当する警視庁捜査一課刑事・佐伯(さえき)雄介(ゆうすけ)(藤木直人)と共に、こずえは激動の渦にのまれていく――。
こずえの過去に一体何が!?怜治の事件の真相は!?欲望まみれの塀の中で巻き起こる壮絶な争いと事件の数々!やがて厳格な女刑務官は“悪女”へと変貌していく…。予測不能な脱獄サスペンスが幕を開ける!!

父・日下(くさか)春臣(はるおみ)(竹財輝之助)殺害の容疑をかけられながらも黙秘を貫く怜治は、拘置所内で起きた騒動の中、警備隊員から激しい暴力を受け続ける。その場に駆け付け、警備隊員の行き過ぎた暴力を止めさせたこずえの耳元で、怜治が「一緒に逃げよう」と囁く。

その瞬間、こずえの脳裏に、過去の思い出がフラッシュバックする――。

過去にも同じように、こずえに「一緒に逃げよう」と手を差し伸べた人物がいたのだ。若き日のこずえは、彼を見つめて告げるーー「……春臣」。

一方、そのまま懲罰室に入れられた怜治は、壁の下にある通気口のふたを外して耳を澄ますと、教典を読む死刑囚・鎧塚(よろいづか)弘泰(ひろやす)(河内大和)の声が聞こえてくる。下の階とつながっていることを知っていた怜治は、わざと騒動を起こし懲罰室に入ったのだ。「鎧塚、聞こえるか?あんた……脱獄する気あるか?」。