バタールの作り方♬

2016/03/30

2月にリクエストをいただいたままになっていましたバゲットのレシピ。
バゲット。とつい言ってしまいますが、長さや太さからしたら、バタールかもしれませんね^^;
明日から4月だというのに、大変遅くなり、申し訳ありませんm(__)m

ハード系のパンは、奥が深すぎて、何度も何度も作っているのに、
実はわたくし。。思うように焼けないことも多いのです(笑)
だからこそ、クープが思ったように開いたり、見た目がキレイに出来たときはガッツポーズしたい気持ちになり、
ちょっと失敗すると、「今度こそ!」とリベンジしたくなる。。
そんなに手間はかからないけれど、時間がかかるから、だんだん変化していく様も観察できるし
面白い。そこもハマる理由なんだと思います^^ だから止められないのかな^^
と、言う割に、安定感を求め、ドライイーストを使う作り方で作ってますけどね(笑)
ブログのタイトルの下に
「美味しいものを作るための労力は惜しまない根っからの食いしん坊」とありますが、
まさにハード系パン作りがそんな感じ(笑)
大好きなハード系パンが少しでも上手に焼けるようになりたい!!!
ただそれだけで、飽きもせずに何年も何年も作り続けているわけです(笑)
でも本当はわたしが教えていただきたいくらいですよ^^;
もし、失敗しないハード系のコツをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非是非教えていただきたいものです!!!
本当に!!!
どうぞよろしくお願いしますm(__)m

工程写真を撮って、ブログにupしようと思い、いつもの通りに作りながら、写真を撮っていました。
しかし、まず初めに投稿するレシピは、自分で作り続けていたバゲットのレシピじゃダメかも!?と思いました。

わたしのバゲットは「発酵種」というものを前もって用意し
粉や水に「発酵種」を混ぜて作る発酵種法というやり方です。

パンの劣化が遅くなり、日持ちしたり、外側がバリッと固くより美味しいのは良いのですが、
1ステップ多いのが、良くないな~と。

初めての方でも気負わず作れるレシピを!とひっそりと(笑)何度も試行錯誤していました。

そして、やっと簡単で、失敗が少なく、美味しいバタールが出来上がりましたので、
今更ながらレシピを紹介させてください!

作り方の流れが分かるように、写真を並べて、少し説明を加えていきたいと思います♬
前置きが長くなりましたm(__)m

<材料>バタール1本分
ドライイースト    1g以下
水          160ml
フランスパン粉(中力粉)250g
砂糖          5g
塩           5g

<材料>ショコラバタール1本分
ドライイースト    1g以下
水          160ml
純ココア        20g
フランスパン粉(中力粉)210g・・・ココアが入るため、粉量は少なくなっています。
砂糖          5g
塩           5g

①まずは、全ての材料をボウルに入れます。これはココア入りですが、プレーンも同じです。
IMGP8966-2.jpg
②ゴムベラを使って、粉と水を混ぜて、ひとまとまりにします。とにかく、まとまればOKです。
ラップをかけ、15~20分ほど待ちます。
IMGP8970-2.jpg
③再度ゴムベラを使って、「下から上へ」ヘラでこねるような動作を7~8回繰り返すと、
生地の表面がなんとなくキレイになっていきます。この作業時間はおよそ1分ほど。
再度ラップをかけ、15~20分待ちます。
IMGP8971-2.jpg
④最後はヘラではなく、手で行ってください。
生地の全量を手に取り、ひっぱり伸ばしては畳む動作×5回程度。
最初はビヨーンと伸びた生地が、4回目あたりになると、ほぼ伸びません。笑
きれいな球体を作るイメージで5回ほど畳む動作を繰り返します。丸め直している感じで。
きれいな表面が出来たら、ボウルに戻しラップします。
IMGP8973-2.jpg
⑤④までできたら、あとはしばらく常温で放置です。半日とか、1日とか。
もしくは、オーブン庫内を40度にセットし、3~4時間発酵させ、2倍以上に膨らませます。
このくらいまで発酵させるのがBESTです^^
発酵の進み具合は季節や気温によって変わります。
目安は見た目で判断していただければ、、と思います。
と言うのも、イーストはほとんど入っていませんから、
3時間の経過でも、5時間経過でも少しの変化しか見られないことも普通なのです。
ボコボコの気泡が、バゲットを切ったときに出来る気泡?空洞?になります。
なので、成型時に空気を抜き過ぎてしまうと、フランスパン特有の気泡もないパンが出来上がってしまいます。
IMGP8001-1.jpg
⑥調理台に全粒粉と中力粉を半々に混ぜた粉をふり、生地を広げます。
ショコラバタールにする場合は、広げた生地の中央に、お好きなチョコレートを並べてください。
クランベリーと一緒に入れ込むのもおススメです。
IMGP8004-1.jpg
⑦バゲットのカタチをイメージし、中央目指して、内側に生地を折り込みます。
IMGP8005-1.jpg
➇さらに中央目指して折り込んでいきます。外側の生地が張って、徐々にきれいな棒状に近づいていきます。
IMGP8006-1.jpg
⑨さらに中央目指して。今度は折り込むというより、詰め込む??感じで。より、外側の生地がピーンと張れるように。
IMGP8007-1.jpg
⑩しっかりと閉じます。
IMGP8008-1.jpg
⑪台にふった粉を全体にもしっかりと塗しておきます。
IMGP8009-1.jpg
⑫わかりやすいように、ココア入りの茶色い生地にここだけ代えます。
切り目を入れる前に、このままの状態で冷蔵庫で寝かせます。
わたしもここで睡眠です。イーストは1g以下ですから、6時間でも8時間でも、あまり気にせずに。

起床後、冷蔵庫からとり出し、切り目を入れます。
クープナイフ、もしくはスナックナイフ。なければパン切り包丁でも構いません。
切り目は3~4本入れます。ちなみにわたしが使っているのはスナックナイフです^^
オーブンシートの下に手を入れて、切りたい部分を山のように突き出し、切り目を入れるとやりやすいです。
20分程度放置していると、だんだん切り目が開いてきます。
切り目にはほんの少々の油を垂らすとクープが開きやすくなります。
オーブンは出来るだけ高温で、できれば過熱水蒸気オーブンで焼きます。
300度のスチームオーブン10~13分。温度を200度くらいに下げて、さらに15~20分程度焼きます。
スチームが出ないオーブンでしたら、成型後、パンに霧吹きでたっぷりと水をかけてください。
焼いている途中でも霧吹きを何度かやっていただきたいです。
パリッとしますので。
IMGP8019-1.jpg
⑬出来上がりはこんな感じです。ちょっと不格好ですけど^^;
IMGP8963-2.jpg

いかがでしょうか?

やっている事は単純で、簡単なこと。
ヘラでこねたり、棒状にしたり、冷蔵庫で寝かせたり。
たいしたことはやっていません。放置する時間ばかりです(笑)
わからないことがないように、細かく書いたつもりでいますが、どうでしょうか??

失敗しても、鮮度の良い焼きたてが食べられるのは、「手作りならでは」です!
もし不格好になったとしても、美味しい~と思っていただけるハズ^^
よかったらお試しください♬

今日も良い1日を!

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皆さまのコメントが何よりの励みになっています♬ いつも温かなメッセージをありがとうございます^^
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2色のチョコチップスコーンレシピ

2016/03/24

桜の開花宣言がありましたね~^^
仙台はまだ先ですが、皆さまお住まいの地域はいかがでしょうか?
今年は長く楽しめそうですね。

それにしましても、今日の仙台は寒いです~~
寒さが戻ってしまいました^^;

さて、インスタグラムでレシピのリクエストをいただいたままで
「近日中にはアップします!」と言ってたのに大変遅くなりましたm(__)m

イメージは某コーヒーショップのチョコチャンクスコーン。
春には抹茶のスコーンもいいよね!!
と思いつき、2色のスコーンに。
何かと抹茶味が好きです♬


IMGP8535.JPG


ザクッとして、食感の良いスコーンにするために、
オーブンの温度を2段階にして焼くのがポイントです。

ではレシピです^^

<ス○○風チョコチップスコーン 8個分>
A 薄力粉       100g
A 強力粉       100g
A ベーキングパウダー 小さじ1強
A 無塩バター     35g
A 卵         Mサイズ1個
A 砂糖        35g
牛乳または豆乳   60g
チョコチップ    50g

仕上げ用強力粉   適量

(抹茶スコーンにする場合は上のレシピに5gの抹茶を加えて、チョコチップはホワイトチョコチップにします)

①Aの材料をフードプロセッサーにかけて、ポロポロの状態にします。
フードプロセッサーがない場合は、バターをしっかりと室温に戻し、
スケッパーなどで切るように混ぜ合わせてポロポロにします。

②①に牛乳または豆乳を加え、生地をまとめます。
フードプロセッサーは回し過ぎずに、粉っぽいくらいがちょうどいいです。

③調理台に仕上げ用の強力粉をふり、②を広げます。
広げた上にチョコチップをパラパラと置き、ざっくりと平らにしたら、
半分に切っては、生地を重ね、潰し、平らにし、
また半分に切っては生地を重ね、潰し、平らにして、
四角(正方形でも長方形でもお好みで)になるように整えていきます。
切って重ねることで、チョコがまんべんなく入りますし、カタチも自然と整います。
2cm厚に伸ばし、放射線状に8個にカットします。

④200度のオーブンで15分ほど焼いたあと、170度に下げて、さらに10~15分焼きます。
焼けたものはケーキクーラーや網に取り、しっかりと冷まして完成です。

2段階の温度でじっくり焼くことで、2日はザックリ食感が楽しめます。
食べるときは温めずに、そのままが美味しいと思いますが、
焼き直しをしたら、しっかり冷ましてから食べるのがおススメです^^

混ぜて焼くだけ。簡単ですので、よかったら作ってみてくださいね♬

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皆さまのコメントが何よりの励みになっています♬ いつも温かなメッセージをありがとうございます^^

>バタ子さん(はじめましての記事に質問ありがとうございますm(__)m)
お久しぶりです。
またコメントいただけて、とっても嬉しいです^^

天ぷらのコツ。。とのご質問ですが、以前の写真は天ぷら粉使用ですし(笑)
わたしも一般的なことしか言えませんが^^;
①冷水を使う。
②さっくりと混ぜて、粉っぽいくらいで混ぜるのをやめる。
③片栗粉やコーンスターチを加える。
④食材1つ1つに薄力粉または天ぷら粉を塗してから、溶いた天ぷら粉に潜らせる。
⑤お酢をちょっと加えると、粘り気が壊れてサクッと揚がりやすい。
1カップの粉に大さじ1くらいのお酢を加えるのもおススメです。
薄力粉1カップなら、水1カップ弱、お酢大さじ1、そして片栗粉を大さじ1ほど加えるのも
サクッとなっていいですよ。

今は便利な天ぷら粉が販売されていますが、薄力粉から作ってサックリ天ぷらができたら
嬉しいですよね^^
と言うわたしもまだ上手に揚げられないんですけどね^^;
何か、お役に立てたら嬉しいです!
バタ子さんの天ぷら。美味しく揚げられますように☆

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手作りロースハムで朝ごはん♬

2016/03/16

お久しぶりです^^;
ブログの更新がなかなかできず、、気になりながら半月が経過してしまいましたm(__)m

娘の大学進学のこと。4月から新しくいただいたお仕事の準備。今後始まる企画等々。

レシピ作成やら、試作やら、、
家の中では密かに頑張っておりました(笑)

毎日があっという間に過ぎていき、やらなきゃいけないことは山ほどあって。。
時間の使い方をよく考えないとな・・・と反省の毎日です^^;

でも、大好きなパンは焼いているので、どうなんだ??って話ですけど^^;

今朝の手作りパンは、三つ編みパンの「ツォップ」
わたしの作るツォップは、ゴロゴロ具入りで、スライスアーモンドやけしの実をふりかけた
いかにも食いしん坊が作りそうなツォップです^^;

IMGP8585-1.jpg


大きく焼いて、スライスしていただきます!^^
こうやって作ると、より水分が逃げずに、ふんわりしっとり仕上がるのでそうしています。

久しぶりに作った「手作りロースハム」で満足朝ごはんです^^
レシピの女王大会に参加するようになって、時間がかかるレシピからは
遠のいてしまって。。
多分3年ぶり?いやもっと前かな??
久しぶりのロースハム。
夜なら赤ワインのお供になったのにな。。
と、気付いたときには、もう食べ始めちゃって^^;ちょっぴり惜しいことをしました(笑)


IMGP8605-1.jpg


ロースハムを手作り?と考えると、何やら難しそうに聞こえるかもしれませんが、
すごくすごく簡単なんです!!!

ザックリな説明をすると、
①塩辛い塩水に豚ロースのブロック肉を1日以上漬けて
②塩辛い塩水を沸かして、熱湯にし、ロースのブロック肉を投入したら火を止め、
1時間半から2時間ほど放置×2回

ただこれだけなんです。
とはいえ、水や塩の量、その他少しだけあったほうが良い材料もありますので
詳しく書きますね^^

<手作りロースハム>4人分
・豚肩ロースブロック肉            400g前後(タコ糸で縛っておきます)
・水                        1.5ℓ
・塩                        60g
・タイム(なくてもOKです)          あれば7~8ふり
・ローリエ                    2枚
・サラダ油                    大さじ2

・粗挽き胡椒                  適量

①豚肉はタコ糸でグルグルと縛り、形を整えます。
1.5ℓの水に60gの塩を加え、塩気の強い、塩水を用意し、1日24時間以上、冷蔵庫内で漬け込んでおきます。
(少量のお湯で塩を溶かし、残りの水を加えると、きちんと混ざり合った塩水になりますよ^^)

②鍋に①の塩水をあけて沸かします。
吹きこぼれに注意しながら、沸騰させ、火を止めます。
「タイム、ローリエ、サラダ油、①の肉」を加えてフタをし、2時間ほど放置します。
(サラダ油で油膜を張ります)

③肉を取り出して、再度沸騰させます。
吹きこぼれ注意です!
沸騰したら火を止め、肉を熱々の塩水に戻し入れ、フタをし、再度2時間ほど放置します。

④③の鍋がまだ温かかったら、もう少し時間をおき、粗熱がとれたら鍋ごと(汁ごと)冷蔵庫へ。
一晩寝かせ、味も浸透させたら出来上がりです。

⑤タコ糸を外し、好みの厚さにスライスしていただきます^^

せっかくですから、スーパーのハムよりやや厚めにカットして、ナイフとフォークでゆっくり味わっていただきたいです^^
粗挽き胡椒や、柚子胡椒、粒マスタードなど、お好みのものを少々付けていただきます♬

ピクルスなどがあれば添えてもいいですよね~^^

心配な方は肉に串を刺してみて、血の混じった水が出なければ出来上がっているサインだと思ってください^^
万が一赤かったら、

サッと焼いちゃえばいいですよね(笑)


もう1つ。
インスタグラムでリクエストがあった1品をちょっと紹介。

IMGP8545-1.jpg

あるものを並べただけの朝ごはん写真ですが、
かぼちゃと胡桃とチーズのサラダのリクエストです。

お鍋に一口大のかぼちゃを並べ、1/3が浸るくらいの薄味コンソメスープに塩と少々のお砂糖とバターを加えて
煮たかぼちゃを潰し、砕いた胡桃と、クリームチーズを小さく切って和えた1品でした。
塩だけではなく、コンソメも加えましたが、にんじんのグラッセを作る要領でかぼちゃを煮て潰したものです。
そのまま「かぼちゃの洋風煮」として食べても美味しいです。

分量はそれぞれお好みで^^
マヨネーズもお好みで。味も薄く付いていますので、入れても入れなくても大丈夫です。
どう転んでも、「これは食べられない!」とはならない、安心レシピです(笑)

明日あたりから、全国的に暖かくなるみたいですね!
仙台も春らしい陽気になるみたいで、嬉しいです~^^

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皆さまのコメントが何よりの励みになっています♬ いつも温かなメッセージをありがとうございます^^
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>人参スイーツ大好きさん
紫芋のカップケーキ。もうこれは、聞いただけでおいしそうですし!!!
お次は小豆のカップケーキのご予定なんですね!^^
それは。。間違いないですね(笑)
ちなみに、わたしも「こしあん派」です♬
おやつも、食べ過ぎはよくないのはもちろんですけど、「心の栄養」でもありますよね!^^
なーんて、調子いいこといっちゃいますけど(笑)
でも、真面目な話。おうちで作るおやつは添加物もないし、安全でいいと思います!
美味しいもの作ったら、また教えてくださいね♬
コメントありがとうございます^^

>かわちゃんさん
わたしの作ったのは、お残りバゲットでキャラメルラスクですが、
息子さんは下の生地も作り、フロランタンを作られたのですね~♬
最近は女子力の高い男子がモテる!と言いますから、きっと
素敵な男子高校生なんだろうな~とお察しします^^
彼女の為にホワイトデーのプレゼントが手作りなんて、
昔では考えられなかったけど、今の男子高校生、ならでは!ですね。
何だかホッコリするお話が聞けて、嬉しかったです。
またお話聞かせてくださいね!^^
コメントありがとうございます!

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