斎藤ひと美さん 千葉県・主婦
「大根まるごと丼！」〜義母伝授の総菜をアレンジ〜
大根をまるごとムダなく使ったバリエーション豊かな丼です！
大根（350g）
にんじん（30g）
万能ねぎ（1本）
卵（1個）
豚ばら肉（2枚）
温かいご飯（120g×3）
炒り白ごま（少量）
韓国のり（少量）
●調味料
〈A〉イリアゲ
麺つゆ（大さじ2）
砂糖（小さじ2）
酒（少量）
和風だし（少量）
ごま油（大さじ1）
〈B〉コチュジャン和え
甘酢（大さじ4）
コチュジャン（適量）
〈C〉大根と三枚肉の煮物
水（180cc）
麺つゆ（大さじ2）
白だし（大さじ1）
砂糖（小さじ2）
酒（少量）
水溶き片栗粉（適量）
削りかつお（少量） ※お茶パックに入れて使用
〈D〉大根の皮の胡麻和え
砂糖（小さじ1）
練りごま（適量）
しょう油（少量）
すりごま（適量）
塩（少量）
〈E〉大根の葉の塩もみ
塩（適量）
昆布茶（適量）
【手順1】
大根・にんじんを料理の用途に合わせて切ります。
★1: 大根180g →3〜4cm厚さの千切り
★2: 大根70 g →細い千切り
★3: 大根100g →2cm角位の乱切り
にんじん →2cm角位の乱切り
★4: 大根・にんじんの皮 →千切り
★5: 大根の葉 →小口切り
【手順2】
（★3）の大根とにんじんを湯で5分程茹でます。
【手順3】
厚手の鍋にごま油を入れ、中火で（★1）の大根を炒めます。表面が透き通ったら
〈A〉を全部入れ、弱火で蓋をして蒸し煮にします。途中で数回かき混ぜます。大根に火が通ったら溶き卵を流し入れ、小口切りにした万能ねぎを散らします。火を止め蒸らします。
【手順4】
（★2）の大根、甘酢をポリ袋に入れ、漬けておきます。
【手順5】
豚ばら肉を3cmに切り分け、酒を振ります。油をひかずに火をつけたと同時に、鍋に肉を入れ、脂を出しながら中火で炒めます。（2）を入れ、軽く炒めたら水を加えます。
【手順6】
（5）が煮立ったら、〈C〉の調味料を酒、砂糖、麺つゆの順に入れます。ひと煮立ちしたらアクを取り、落とし蓋をして煮込みます。15分程で1回火を止め、再度5分程煮て、仕上げに水溶き片栗粉でトロみをつけます。
【手順7】
（★4）を電子レンジで1分半程加熱し、軽く冷まします。キッチンペーパーで水気を絞り、〈D〉の調味料と和えます。
【手順8】
（4）を軽く絞り、コチュジャンで和えます。
【手順9】
（★5）に塩をしよく揉みます。キッチンペーパーで汁気を絞り、昆布茶を入れて混ぜ合わせます。
【手順10】
器にご飯を盛り、（3）、（6）、（7）、（8）、（9）をのせのます。白ごま、韓国のりの順に散らしたら出来上がりです。
◆オーブン電子レンジの加熱時間は種類やワット数など、そのほか様々な条件によって異なりますので、ご使用の電子レンジの取り扱い説明書を必ず参考にしてください。また取り出す際には熱いので十分注意してください。
若い出場者が多いから…と、なかなか応募に踏み切れなかったという61歳の斎藤さん。しかし「年齢を重ねてきたからこそ伝えられることもある」「最後の挑戦です！」と本大会に参加してくれました。その挑戦してくれたレシピは…98歳になる義理のお母さんに教わった大根料理「イリアゲ」をアレンジしたもの。経済的にも厳しい時代を逞しく生きて来たからこそ生まれた伝承料理を披露してくれました。大根の皮、葉をもすべてムダなく使い、またそれぞれ味付けや調理法を変えました。たった1本の大根からこんなにもバリエーション豊な丼が作れるとは本当に驚きでしたね。審査員の先生方の舌をもうならせ見事二次予選進出です！おめでとうございます！！