story

第1話 2016/10/09

明辺悠五(沢村一樹)は、勤めていた会社の元同期に騙されて1億円超えの借金を背負ってしまった。しかも、会社からは詐欺の片棒を担いだと誤解され、クビに。彼は、そのことを家族に言えないでいた。
新しい就職先を見つけなければならない明辺は、ある会社の面接を受ける。その会社の職種は、“レンタル救世主”というものだった。人生崖っぷちの明辺は、面接で自身の悲惨な身の上と家族への愛を訴えて「残りの人生を懸けて御社で働きます!」と宣言。それが社長の黒宇寛太(大杉漣)に気に入られて、採用される。

image

明辺は黒宇から、レンタル救世主とは一度レンタルされたら依頼者のための救世主となって、どんなことがあっても依頼者を命がけで助ける仕事だと説明される。
明辺が任された初仕事は、誘拐された人質の救出だった。指示された通りに、ある倉庫へ向かった明辺は、2人の人質・百地零子(志田未来)薫(稲葉友)を発見。薫が犯人の目を盗み、レンタル救世主に助けを求めて電話したのだった。明辺は零子と薫を助けに行こうとするが、犯人に見つかって捕えられてしまう。

image

明辺たちに危機が迫る中、上空から金髪の男が現れて、ドハデなアクションで誘拐犯たちを倒す。その男は、黒宇の会社に所属するレンタル救世主・葵伝二郎(藤井流星)。2人の人質は無事助け出されるが、明辺は零子から「なんで助けに来たの」と、謎めいた言葉を投げかけられる。
人質になっているのに何故か助けを求めない零子のことが気にかかる明辺。彼は葵とともに、零子のことを調べ始め…。