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第3話 2016/10/23

陽太(田中奏生)という少年が、レンタル救世主を求めてやってきた。陽太は、父・陽介(甲本雅裕)と二人暮らし。陽介が陽太を連れて夜逃げし、今はビジネスホテルに滞在していた。陽太によると、陽介はあやしげな白い粉を隠し持っているらしい。陽介には、薬物の運び屋をしているのではないかという疑いが。陽太は、父親を助けてほしいと485円の全財産をにぎりしめ明辺悠五(沢村一樹)たちに懇願する。

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陽太に同情した明辺は、依頼を引き受けようとする。しかし、黒宇(大杉漣)は、陽太が金を持っていないことを理由に、彼を追い返してしまう。陽太を放っておけない明辺は、他の仕事がない自由な時間に陽太の依頼を受けると主張。
早速、明辺が陽太を助けに行こうとすると、黒宇に別の仕事を入れられてしまう。依頼主は、車椅子の男性・徳田(佐戸井けん太)。横浜の街を観光したいので案内してほしいという依頼だった。明辺は零子(志田未来)とともに、徳田を横浜観光へ連れて行く。徳田は観光もそこそこに、ヨットハーバーの見える場所に留まって景色を眺めていたいと言う。

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徳田の付き添いを葵(藤井流星)と交代した明辺は、陽太が泊まっているホテルへ。すると、ロイ(勝地涼)が陽太の面倒を見ていた。父親を心配する陽太の気持ちがよく分かると明辺に語るロイ。彼も、父親との問題を抱えていた。
翌日、明辺は再び徳田の付き添いの仕事へ。葵と零子によると、徳田は前日の場所からずっと離れず、一睡もせずに景色を眺めていたという。徳田の奇妙な様子に零子は、徳田がかつて別れた初恋の人を探しているのではないかと考える。この二つの依頼が後に大きな事件を生み…。