授業復習 ｜ 世界一受けたい授業

ウクライナのドネツクという地方の炭坑。

薄暗くて足場も悪く、いつ崩れるかもわからない中、子供たちが働かされています。有毒なガスやホコリを長時間吸っているため呼吸器障害を引き起こし、肺の病気にかかってしまう子供もいます。

子供たちは1日15～16時間、朝から晩まで働いていて、学校に行く暇はありません。こうした炭坑で働いている子供たちは世界中で100万人もいると言われています。

朝5時、子供たちはタバコ農園に向かいます。
早朝から働かなければ日が暮れるまでに
作業が終わらないからです。

子供たちの手はタバコの脂でベトベト。
脂の性で皮膚病にかかる子供もいます。
これだけ働いても1日におよそ110円しかもらえません。

バッグなどの革を作る加工工場。

下水道設備が不十分であるため、危険な薬品が垂れ流しの状態でいつ病気になってもおかしくありません。
外で革を干す仕事をしている子供は、
靴もはかずに釘が散らばる上を歩いています。

ここでは学校にも行けない子供たちが
朝7時から夜9時まで働かされているのです。

綱引きのロープなどに使われる
繊維の原料・サイザル麻の畑。

葉が固く鋭く尖っていてとても危険です。
それを子供たちが刈り取っていて、目に刺さって失明してしまったり、固い葉の皮を引きはがす機械に挟まれ指を失ってしまった子供もいます。

このレンガ工場では粘土をこねて型にはめ、
日干しをする作業をしているのですが、
大変なのは全部の面をまんべんなく乾かすということです。
機械は使わず全て手作業。
1日3000個もひっくり返さなければなりません。

単純作業だからこそ子供にやらせているのですが、
1日50円程度の収入にしかなりません。

アフリカに多いのが子供兵士です。
児童労働の中でも今最も深刻な問題になっています。

子供兵士のほとんどは、家族を殺され他に行くところがないため仕方なく兵士になる場合や、誘拐されて無理矢理武装グループに加わっている子供もいます。

世界には30万人以上の
子供兵士がいると言われています。