授業復習 ｜ 世界一受けたい授業

第5位は、網戸

網戸からは、アレルギーの原因となるクラドスポリウム、ペニシリウムなどが検出されました。網戸は風や雨でとても汚れていますし、網の部分はカビがとても定着しやすくなっています。

カビを防ぐつもりで部屋の窓を開けても、網戸にカビがついているとカビの胞子が部屋の中に入ってしまいますので、網戸は綺麗に洗いましょう。

第4位は、調味料の容器

今回の調査では七味の容器から発がん性のあるカビ毒をつくるアスペルギルスという菌が検出されました。また、ゴマの容器からはアレルギー、ぬめりの原因菌クラドスポリウム、ペニシリウム、ロドトルラが検出されました。

これらのものは流通過程でカビがつくことはありません。しかしキッチンなど湿度の高い場所に容器を置いておくと、どんな容器でもカビが生える危険性があるので、ガスレンジの側に置かないか、定期的に汚れを拭き取るように心がけましょう。

第3位は、おろし金

おろし金からは、ぬめりの原因となるロドトルラが検出されました。歯の隙間は野菜のカスなどが残りやすく、カビの栄養になりカビの隠れ家としては絶好の場所です。

他にもピーラーからもアレルギーの原因となるオーレオバシディウムなどが検出されました。

薄めた台所用漂白剤につけ起き洗いした後、スポンジで洗い、良く乾かすようにしましょう。

第2位は、お風呂のゴム栓

お風呂のゴム栓からは、ぬめりの原因となるロドトルラが検出されました。せっかくお風呂を洗ってもゴム栓を洗っていなければカビがお湯に広がり、カビのお風呂に浸かっているようなものです。お風呂を洗うときはチェーンやゴム栓もきちんと洗いましょう。

掃除用のブラシからもアレルギー、ぬめりの原因菌クラドスポリウム、ロドトルラが検出されました。これは、ブラシの部分が上になるように置いておくだけでカビが生えにくくなります。

また、ナイロンタオルからもアレルギー、ぬめりの原因菌クラドスポリウム、ロドトルラが検出されました。石鹸のカスなどが残らないように洗い、乾燥させる習慣をつけましょう。

第1位は、製氷機

製氷機、フィルターの部分からはアレルギーの原因菌クラドスポリウムなどが検出されました。氷になってもカビは死ぬことはありません。氷そのものからアレルギーの原因菌オーレオバシディウムが検出された家庭もありました。

お手入れは、水道水なら1週間に1回、それ以外の塩素を含まない水の場合は3日に1回。説明書の通りにお手入れしていれば心配ありません。