授業復習 ｜ 世界一受けたい授業

正解は…天気予報

この風船は水素で膨らませていて、
ラジオゾンデという
温度・湿度・気圧などを測る小さな装置
がつけられています。

気球を上げる時間は国際ルールで決められていて、
日本時間の朝8時半と夜8時半の2回です。
観測員は、時間が近づくと風向きを考え、
上げるポイントを決めて、毎日2回上げ続けています。

ラジオゾンデは、上空30キロメートルまで上昇する間、
温度・湿度・気圧の情報をリアルタイムで
地上に送っています。
その後、気球が破裂してラジオゾンデは海に落下、
毎日1個使い捨てです。

軟膏を塗ったガラス板を観測地点に1日置き、
ガラス板に花粉がどれだけついたかを調べています。

透明度は、水中の環境の変化を
知るためにとても重要なデータです。
計測には、白い板にロープがついた
透明度板というものを使っています。
これを海に沈めていき、
検査員が見えなくなった深さを透明度としています。

1キログラムがどれくらいの重さなのかというのは
日本国キログラム原器というものを使って
決められています。
1875年にメートル条約に基づいて
世界各国に40個の原器が配られました。
これはその中の1つで、日本には1個しかありません。

日本の体重計などのはかりをつくるメーカーは、
この原器を基準に作られた重りを持っていて、
それを元に商品を製造しています。
原器は、わずかなくるいも許されないので、
普段は厳重な保管庫に入れられています。

ウィンナーとケチャップには、
「格付け」があります。
日本の食べ物に関する
基準を決める機関であるJASによって、
標準、上級、特級など
格付けされ、パッケージに表示されています。


＜トマトケチャップ＞
「特級」「標準」の2段階。
ポイントは、甘さ。
「特級」はアミノ酸などが多く入っているので少し甘い。

＜ウインナーソーセージ＞
「特級」「上級」「標準」の3段階に分かれている。
「特級」…豚肉や牛肉のみを使い、
繋ぎを使用していないもの。
「上級」…デンプンなどを繋ぎに使ったもの
「標準」…豚肉・牛肉の他に、鶏肉等を使用したもの

※これらの格付けは美味しさの格付けではありません。