STORY

#112022.1.9 放送

篤斗(小林優仁)の病院の前で報道陣に取り囲まれる凌介(西島秀俊)は突如、阿久津(渋川清彦)らに任意同行を求められて警察へ。連行される容疑者のような凌介の姿が中継され、瑞穂(芳根京子)、一星(佐野勇斗)、河村(田中哲司)は衝撃を受ける。凌介の襲撃に失敗したバタコ(香里奈)は、じっと病院を見上げ…。

凌介は連日、阿久津と落合(吉田健悟)から事情聴取を受ける。しかし、凌介は篤斗から犯人と名指しされたことが信じられないでいた。阿久津は、光莉(原菜乃華)の監禁動画に映っていた椅子が、凌介が過去に購入したものと同じだという事実を突き付けるが…。
凌介は、篤斗の病院へ向かった。しかし、病室の前では警察官が見張っていて、参考人である凌介を被害者の篤斗に会わせるわけにはいかないと止められる。それでも病室に入ろうとする凌介だったが、志乃生(丘みつ子)と三郎(浜田晃)に制止される。

そんな中、凌介は会社から呼び出される。会社では、太田黒(正名僕蔵)や支社長、本社社員たちが待ち受けていた。凌介の件で株価が下がり、会社は危機的状況になっていた。凌介は本社社員から、退職するようにと圧力をかけられる。
「至上の時」に集まった瑞穂、一星、河村。日野(迫田孝也)が凌介を心配する中、作戦会議では、林(深水元基)の行方を捜すことで意見が一致。一星は、SNSを通じて林が逃亡に使っている赤いスポーツカーの情報を集める。河村は、等々力建材と住愛ホームが関わる贈収賄疑惑を記事にすると言う。アリバイが証明されれば、林が動く可能性があるからだ。

週刊追求の記事が出て、茉莉奈(林田岬優)は慌てて林に連絡。茉莉奈は、等々力(長谷川公彦)が林を消そうとするかもしれないと恐れていた。そんな茉莉奈に会いに行く瑞穂。一方、焦りが頂点に達した林は「…やっぱ、あいつ殺すか…」とつぶやき…。
事情聴取をすべて終えた凌介は、篤斗の病院を訪ねる。篤斗は話すことができない状態だったが、少しずつ回復していた。凌介の姿を見た篤斗の反応は…!?
追い詰められた林がとった行動とは!?さらに、光莉が涙ながらに衝撃の告白をする――!

以下ネタバレを含みます

光莉の監禁動画に映り込んでいた椅子は、凌介のトランクルームのものと同じだった。凌介は、トランクルームの鍵をなくしたままで、誰かに盗まれたのではと主張するが、聞き入れられない。後日、警察がトランクルームを捜査するが、椅子からは凌介の痕跡以外、何も検出されず、動画の撮影に使われたか断定できなかった。

瑞穂は、少しでも篤斗の心を癒したいと、彼の好きなアニメ「シベツ!」のキャラクター“むかわちゃん”のコスプレをして病院に通っていた。その甲斐あって、篤斗は少しだが笑顔を見せるように。しかし、凌介の姿を見た篤斗は激しく怯え、凌介は再び面会を止められることに。カウンセリングでは、絵画療法を行っているが、何も描こうとしない篤斗。幼い頃から絵を描くのが好きだった篤斗を思い、一人やり場のない怒りをぶつける凌介。届いた自分と篤斗の父子鑑定のDNA検査結果も見られずにいた。

久しぶりに出社した凌介は、社員たちが自分を疑い、怯えている会話を立ち聞きしてしまう。しかし、瑞穂が「私は目の前の課長を信じます」と宣言したことで場の空気が一変。退職を覚悟した凌介は、思いとどまる。

瑞穂は、凌介に対して怯える篤斗の状態が“虚偽の記憶によるPTSD”ではないかと告げる。事実と違う嘘の記憶を刷り込まれているうち、それを信じてPTSDになってしまうという事例があるという。犯人が篤斗に「凌介が真帆と光莉を殺した」と洗脳したのだろうか。

そんな中、河村のもとに、林からメールが届く。メールには「記事にするならすべてを話す」という内容の文章に、最新号の週刊追求を手にして満面の笑みを見せた林の写真が添えられていた。すぐさま、指定された場所へ向かう河村と両角(長田成哉)、そして凌介。

一方、篤斗の病院に忍び込んでいたバタコ(香里奈)は、火災報知機を鳴らす。スタッフや警官が騒ぎ始める。物音に篤斗が目を覚ますと、目の前には包丁が!恐る恐る見上げると、包丁を向けているのは、バタコ…ではなく、朋子(桜井ユキ)だった!「お口チャックだよぉ?」と篤斗に包丁を突き付ける朋子。そこに、バタコが現れるーー!

その頃、どこかに寝かされている光莉が何者かによって動画撮影されていた。光莉は「誘拐も何もかも、すべてお父さんの自作自演です」と語り、このままでは自分も母・真帆(宮沢りえ)も帰れない、「私のお父さんを殺してください…」と訴えかける。

そして、林がいるはずの場所を訪ねる凌介たち。指定された住所には、閉店したガソリンスタンドが。壊れた洗車機から覗く、赤いスポーツカー。洗車機が動きだし、徐々に見えてくる車。その運転席では、メッタ刺しにされた林が血まみれになって死んでいた――!