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【3問目】
旅館の女将のカツラです。
御当地はですね、大変多くの温泉に恵まれていますね。今回皆さんは、温泉旅館の女将さん。
で、私が番頭になりますので番頭に向かってあれこれ注意して下さい。で、私が『いけませんか?』と言いますからさらに言って下さい。 |
| 小遊三 |
番頭さん、何であんなお客を泊めたんですよ。 |
| 歌 丸 |
いけませんか? |
| 小遊三 |
手にしてるのはブレスレットじゃなくて、手錠でしょ。 |
| 楽太郎 |
番頭さん、何で社会保険庁のお客様を鶴の間へ通すんですか? |
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| 歌 丸 |
いけませんか? |
| 楽太郎 |
サギの間でしょ。 |
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| たい平 |
番頭さん、番頭さん。歌丸師匠をお迎えにあなたリムジンで駅まで行ったらしいわね。 |
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| 歌 丸 |
いけませんか? |
| たい平 |
ああいう高貴な方をお迎えする時は御所車じゃなきゃだめよ。 |
| 楽太郎 |
御所車って屋根が付いて、あの黒塗りの。 |
| たい平 |
それは霊柩車。 |
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| 木久蔵 |
番頭さん、屋根の修繕が出来てないじゃありませんか。 |
| 歌 丸 |
やあねえ。 |
| 木久蔵 |
番頭さん、タバコの吸殻が片付いてないじゃないですか。 |
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| 歌 丸 |
やあにい。 |
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| 楽太郎 |
番頭さん、あの山田隆夫一家はなんのサービスしなくてもいいわよ。 |
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| 歌 丸 |
いけませんか? |
| 楽太郎 |
テレビの旅番組でタダ泊まってんだから。 |
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| 小遊三 |
番頭さん、そりゃ確かにうちは子宝温泉には違いありませんが、どうしてお客さんにあんなこと言うの! |
| 歌 丸 |
いけませんか? |
| 小遊三 |
なんでしたら私が手伝いましょうか? |
| たい平 |
番頭さん、あなたがお部屋に座布団みんな運んでくれたの。 |
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| 歌 丸 |
いけませんか? |
| たい平 |
じゃ山田はもういらないわね。 |
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| 歌 丸 |
だんだんこの大喜利も命掛けになってきましたね。 |
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| 好 楽 |
番頭さん!玄関にある歌丸様歓迎の立て札取り替えてちょうだい。 |
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| 歌 丸 |
いけませんか? |
| 好 楽 |
卒塔婆が立ってるじゃないの。 |
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