【3問目】
今回私は身重の奥さん。で、皆さん方は夫。夫たるもの身重の奥さんに対しては、常以上のいたわりが必要なんです。そこで皆さん夫になって、身重の私にいたわりの言葉を掛けて下さい。で、私が『優しいのね』と答えますからさらに何か続けていただきたい。
楽太郎 君ね、赤ちゃんの為にも栄養を沢山摂ってね。
歌 丸

あなた優しいのね。

楽太郎 臨月なのに骨と皮ばっかじゃないか。
好 楽 胎教の為にCDを沢山買ってきたからね。
歌 丸 あなた優しいのね。
好 楽 あ、だめだ。ずうとるびのCDだこれ。
 


木久蔵 安産祈願にね、水天宮様行って来たよ。
歌 丸

あなた優しいのね。

木久蔵 混んでると思ったらすいてんぐう。
たい平 苦しい所があったらいつでもさすってあげるから言ってよ。
歌 丸

優しいのね。

たい平 何てったって俺はさすり座の男だからね。
木久蔵 君のためにね、羽毛布団注文しといたよ。
歌 丸

あなた優しいのね。

木久蔵 いい子を産もう、うもう布団。
たい平 どっかいてえとこがあったら僕に言いなよ。
歌 丸 ・・・。
たい平 どっかいてえとこがあったら僕に言いなよ。
楽太郎 何座ですか?
たい平 何てったって俺は射手座の男だからね。
歌 丸 どうなってんだよ。
楽太郎 あと何ある?
たい平 双子座もあるでしょ。
歌 丸 山田君、たい平さんと楽さんの一枚ずつ持っていって。
たい平
楽太郎
たい平 ほら、話し掛けないで下さいよ。
歌 丸 司会者無視してべらべら喋ってんだよ、ほんとにもう。
   
小遊三 寒くないかい?
歌 丸

あなた優しいのね。

小遊三 こうやってお互い、目と目を見る、手と手が触れる、足と足が絡む、そんなことしてるうちに出来ちゃったんだよね。
たい平 臨月だから栄養つけなくちゃいけないから、僕がおうしい物をいっぱい、おうしい物をいっぱい作ってあげるよ。
歌 丸

あなた優しいのね。

たい平 何たって僕は、おうし座の男だからね。
木久蔵 こうやってね、毎日赤ちゃんに話し掛けてあげないとね。
歌 丸 あなた優しいのね。
木久蔵 俺の話なんて誰も聞いてくれねーんだもん。
 


楽太郎 今度は何座?
たい平 もう考えつきませんでした星座で。
たい平 僕の子供を産んでくれるんだね、ありがとう。
歌 丸 あなた優しいのね。
たい平 もちろんダメ亭主には内緒だよ、桂子ちゃん
歌 丸 もうご存知だと思いますが、桂子ちゃんていうのは山田君の奥さんの名前ですから。
   
楽太郎 初めての赤ちゃんだからとっても楽しみにしてるよ。
歌 丸 あなた優しいのね。
楽太郎 死んだ歌丸じいさんにも見せてやりたかった。
 


小遊三 朝のゴミだしは僕がやってあげるからね。
歌 丸 あなた優しいのね。
小遊三 何しろ朝早く出さねえとカラスにうめえもの皆もってかれちまうからよ。