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【3問目】
明日9月15日は敬老の日です。そこでね、「敬老の日自慢合戦」とまいりましょう。皆さんはね、おばあちゃんになって相手を指名して、「うちの家族はこんなにあたしを大切にしてくれてるんですよ。」と自慢して下さい。指名された人はそれに対してやり返して貰いたいんです。 |
| 好 楽 |
そこの楽太郎ばあさん。 |
| 楽太郎 |
いま出かけるとこなの。 |
| 好 楽 |
あたしの話を聞いとくれ。うちの孫は優しくてね、あたしの米寿の祝いに、なんと九谷焼のカバン…あ。なんと九谷焼の花びんを買ってくれたんですよ。 |
| 楽太郎 |
でしょうねぇ。九谷焼でカバンは作りませんからねぇ。少し、きてるんじゃないですか? |
| 楽太郎 |
九谷の花びんですか、そうでうか。うちのー、孫はですね、…有田焼の尿瓶作ってくれたんですよ。 |
| 昇 太 |
隣の木久扇おばあさん。 |
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| 木久扇 |
あ、あのね、耳が遠いから。 |
| 昇 太 |
木久扇おばあさん! |
| 木久扇 |
は、はーい! |
| 昇 太 |
うちの嫁は優しくてね、いつもあたしの為にアツアツのお茶を入れてくださるんですのよ! |
| 木久扇 |
アツアツのお茶をお嫁さんが入れて下さるんですか?あのねー、あの、今まとまりかけてるんですけど、うちの嫁さんなんかアツアツのお風呂を用意して入れてくれるんですよ。 |
| 木久扇 |
あほやーーーーーーーああああぁぁ!あちーのよ! |
| 歌 丸 |
ただ無駄な時間を延ばしてるだけじゃない。 |
| 小遊三 |
秩父のたい平おばあさん。 |
| たい平 |
なんですの? |
| 小遊三 |
あたしの里は大月ですがね、まー広大な土地があって、今度家を建てたら離れまでこしらえてくれたんですよ。 |
| たい平 |
あらー、広いお家を建ててもらって…大月はいいわねー!土地が二束三文だから。 |
| 好 楽 |
あのー、昇太おばあちゃん! |
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| 昇 太 |
なによ! |
| 好 楽 |
うちの孫は優しいんですよ。あたしがお小遣いが足りなくなると、自分のへそくりから出してくれんのよ。 |
| 昇 太 |
あーら、そんなの羨ましくないわよ!うちの子だってね、小遣いくれるわよ!会社の金ちょろまかして! |
| 好 楽 |
なんだよ! |
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| たい平 |
大月のー、小遊三ばあさん。 |
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| 小遊三 |
はい。 |
| たい平 |
うちなんか、家族がいつも来る時に、あの千疋屋で果物買ってきてくれるの。 |
| 小遊三 |
んはははは!うちゃ千疋屋で万引きよぉ! |
| 歌 丸 |
とんでもねぇ話だ! |
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| 木久扇 |
ちょっとちょっとたい平さんのおばあさん。 |
| たい平 |
あら、なんです? |
| 木久扇 |
うちの孫なんか優しいんですよ。坂道上がる時後ろから背中を押してくれるんですからねぇ! |
| たい平 |
坂道で後ろから背中を押してくれる?あー、うちの孫だって優しいわよ?あたしが崖の上にいると、後ろから「ポーニョポーニョポニョ魚の子」って突き飛ばしてくれるの! |
| 歌 丸 |
そんなこと自慢し合うようじゃだめだよ!山田君、たい平さんの一枚取んなさい! |
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| 昇 太 |
えーと、じゃああのー、好楽ばあさん! |
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| 好 楽 |
えぇ? |
| 昇 太 |
うちの孫は可愛くてね、いつもあたしの声が聞きたいって「もしもしもしもし」って可愛い声で電話してくれるんですのよ! |
| 好 楽 |
あらそーお?うちの孫も優しいのよ。毎日毎日「オレオレオレ」ってかけてくんのよ。 |
| 歌 丸 |
山田君、一枚やって! |
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