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【3問目】
ご当地・愛媛の名前は「良い姫」から来てるという説もあるそうです。まぁ今話題の篤姫のような賢い姫もいれば、世間知らずでわがままなお姫様もいたでしょう。そこで皆さんはね、そんなわがままなお姫様になってわがままを言って下さい。あたくしが家老の三太夫になって『姫、それはちょっと。』と諫めますので、更に続けて頂きたい。 |
| たい平 |
三太夫!お城のお堀で裸になって泳ぎたいのぉ! |
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| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| たい平 |
江戸城では、イギリス人が裸になって泳いでおったぞよ! |
| 歌 丸 |
あったね、そんなことがね。 |
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| 木久扇 |
三太夫!姫は自由に城下町を散策したいのじゃ。 |
| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 木久扇 |
じょーか許してくれ。 |
| 好 楽 |
三太夫!ブランド商品をそっくり買いたいのじゃが。 |
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| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 好 楽 |
でも父上のツケでよろしいと思う。領収書は「上様」で。 |
| 歌 丸 |
しゃれてんじゃないの、一枚やろう。ダジャレにしても面白い。 |
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| 小遊三 |
三太夫。江戸城のお堀がダメなら露天風呂へ入りたい。 |
| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 小遊三 |
じいやと一緒に入りたい。 |
| 歌 丸 |
姫、ご勘弁を。 |
| 昇 太 |
三太夫!眠たいので布団を敷け! |
| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 昇 太 |
じゃあ代わりに、座布団を三枚程持ってこい! |
| 歌 丸 |
あの、昇太さんの座布団二枚取ってください。 |
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| 木久扇 |
三太夫!姫は愛媛の農家に嫁ぎたい。 |
| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 木久扇 |
イエスかノーか! |
| 歌 丸 |
木久ちゃんね、すいませんけど、よーく考えてから手を上げてくれませんか? |
| 楽太郎 |
じい!今、江戸で流行っている秋葉原の、メイド喫茶へ行ってみたい。 |
| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 楽太郎 |
じいは冥土に行け! |
| 歌 丸 |
…アイツ敷いてねぇんだな。 |
| 昇 太 |
三太夫!姫は日本の総理大臣になりたいのじゃ! |
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| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 昇 太 |
嫌になったら辞めればいいんだから誰でも出来るでしょ! |
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| たい平 |
三太夫!季節外れの花火を上げてたもれ。 |
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| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| たい平 |
お前が上げぬなら自分で上げるしかないかの。ひゅ〜…ドン!ドドン!ひゅ〜…ドドン! |
| 歌 丸 |
…山田君、楽さんと昇太さんの全部持って行きなさい。 |
| たい平 |
えー!それ、俺のだよ!? |
| 昇 太 |
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| たい平 |
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| 小遊三 |
じい、秋の夜長、皆を集めて博打に興じようではないか。 |
| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 小遊三 |
虫の音を聞きながら、ちんちろりーん。ちんちろりーん。 |
| 楽太郎 |
三太夫。城下に好楽という落語家が来てるらしいが、一度聞いてみたい。 |
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| 歌 丸 |
姫、それはちょっと。 |
| 楽太郎 |
そうか。そんなにつまらんのか。 |
| 好 楽 |
おい! |
| 歌 丸 |
楽さん、それ失礼だよ。山田君、一枚差し上げて。 |
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