 |
【3問目】
先日の文豪小説家になる問題が大好評でした。そこで第二弾。今回皆さんは歌の作詞家になって、できた一節を披露してください。あたくしが依頼者になって『先生いいですねぇ。』と感心しますので、更に続けて頂きたいんです。 |
| たい平 |
はーるばる、来たぜ、大月へー。 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| たい平 |
この先が何にもないんだよなぁ。 |
| 楽太郎 |
おら、おらこんな村いやだ、と。 |
 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 楽太郎 |
もう50年もダムで揉めてんだよな。 |
|

|
| 小遊三 |
見上げてごらん? |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 小遊三 |
あれが銀杏だ。 |
| 歌 丸 |
そんなの作詞してどうすんのよ。 |
| 昇 太 |
知らぬ同士が小皿叩いて? |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 昇 太 |
これでおっけーさー! |
| 木久扇 |
はーしーれ、トローイカー。 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 木久扇 |
そうはいかない、いかのきんた… |
|
 |
| 歌 丸 |
なんという下品なことを言うんですか! |
| 楽太郎 |
三年目の浮気なんて大目に見ろよ、と。 |
 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 楽太郎 |
いいかねぇ、君はどう思う? |
|
|
| 小遊三 |
長崎から船に乗って、か。 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 小遊三 |
神戸で逮捕、と。 |
| 歌 丸 |
経験談ね。 |
| 昇 太 |
髪の乱れに手をやれば。 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 昇 太 |
話しかけないで!君見てるとイメージ湧かない! |
|
 |
| 楽太郎 |
イメージが湧くやつ。 |
| 楽太郎 |
骨まで、骨まで愛して欲しいのよ、と。 |
| 歌 丸 |
誰か他にいない? |
| 歌 丸 |
はい、お前。 |
| 楽太郎 |
まんまるぼうずのはげ山は、と。 |
|
 |
| 木久扇 |
いやんばか〜んんふ〜ん、そこがおへそなの、と。 |
| 歌 丸 |
誰か他にいない? |
| 小遊三 |
今、春が来て〜君は〜、か! |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 小遊三 |
切れ痔に〜なった〜。 |
|
 |
| 歌 丸 |
きたねぇな、本当にもう! |
| 木久扇 |
あなたが噛んだ、 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 木久扇 |
小指が膿んだ。 |
| 歌 丸 |
ばかばかしい、一枚やろうよ。 |
|
 |
| 好 楽 |
人生いろいろ、と。 |
 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 好 楽 |
小遊三えろえろ、と。 |
| 歌 丸 |
一枚やって! |
| 小遊三 |
えぇ!? |
|
 |
| 昇 太 |
下駄を鳴らして、と。 |
 |
| 歌 丸 |
先生いいですねぇ。 |
| 昇 太 |
小遊三が来るー、腕に手錠をぶら下げてー。 |
| 歌 丸 |
山田君!昇太さんにも一枚やって。 |
|
 |
| 歌 丸 |
まぁ、小遊三さん我慢して。ずっとこらえてください。過去にあったことなんですから。 |
| 小遊三 |
全然フォローしてない。 |
 |