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2022

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【高校サッカー戦記・宮城】仙台育英学園高校 試合終了間際に悪夢「一瞬の隙を突かれた」

第100回全国高校サッカー選手権。宮城県代表・仙台育英学園高校は3回戦で山口県代表・高川学園高校と対戦。一進一退の攻防の末、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを許し、1-0で敗れました。その試合を振り返ります。

■2大会前の同じ日、同じ場所で…

初戦(12月31日)の兵庫県代表・滝川第二高校との一戦では、エースストライカー9番・佐藤遼選手が2ゴールを奪う活躍を見せて、2-1で勝利した仙台育英。迎えた3回戦は、2大会前の第98回大会と同じ日、同じ相手となった高川学園。2大会前は、仙台育英が1-0で勝利しています。

試合は、ハイプレスを得意とする仙台育英が豊富な運動量で、優位に試合を進める時間が続きます。しかし再三、決定機を作りながらも高川学園の堅い守備に阻まれ、得点を奪うことができません。一方で高川学園はセットプレーで “グルグル円陣”を組む「トルメンタ(スペイン語で『嵐』の意味)」と呼ばれる独特な動きなどで仙台育英を翻弄します。

緊迫した試合が動いたのは、0-0で迎えた後半アディショナルタイムでした。高川学園がコーナーキックの流れから、そのこぼれ球を14番・西澤和哉選手がボレーシュート。高川学園が均衡を破り、仙台育英は3回戦敗退、2大会ぶりのベスト8進出とはなりませんでした。

■「結果がすべて。みんなと3年間サッカーができてよかった」

試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間、ピッチにうなだれた仙台育英イレブン。指導する城福敬監督も天を仰ぎました。試合後、城福監督は「試合内容は悪くなかったけど、一瞬の隙を見せてしまった。その一瞬の集中力で勝っていたのが高川だった」とコメント。

さらに「(高校を卒業して)これから大学に進んだり、選手にはそれぞれの道があると思うが、その一瞬の集中力の大事さを突き詰めてほしい。今回の敗戦を選手のこれからの人生の糧にしてほしい」と話をしました。

そして試合直後、悔しさを押し殺していたキャプテンの島野怜選手は「結果がすべて。アシストやゴールでチームを勝たせることができなかったのは申し訳ない」と悔しさをにじませていました。チームの大黒柱として、最後まで前を向いていた島野選手は、3年間を振り返り「みんなと3年間、育英でサッカーができてよかった。大学でもチームを勝たせる選手を目指して頑張りたい」とコメントしました。

※写真はキャプテン・島野怜選手

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/ミヤギテレビ)
 

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