NEWS

ニュース/各地区代表情報

2022

1/2

【高校サッカー戦記・福岡】東福岡高校「九州の強豪校対決」で敗戦

第100回全国高校サッカー選手権。福岡県代表・東福岡高校は2回戦で熊本県代表・大津高校と対戦。0-4で敗れました。試合を振り返り未来を展望します。

    ◇

九州勢対決となった2回戦。試合は前半10分、大津にハイボールのこぼれ球を拾われ、先制点を奪われます。その後、東福岡はサイドからの攻撃やロングスローで果敢に攻撃を仕掛けますが、得点できません。1点ビハインドで迎えた後半8分、ミドルシュートを打ち込まれ再び失点。後半27分とアディショナルタイムにも失点し、最終的に4失点。得点は奪えず、2回戦敗退となりました。

試合後、東福岡高校の森重潤也監督は「決定機をいくつか作る中で、そこで決めきらなければいけなかった」と無得点に終わった試合を振り返りました。

この試合、東福岡は、部員276人をまとめるキャプテン・段上直樹選手の復帰戦でした。福岡県大会決勝で痛めた右足首の状態が回復しきらず、練習試合にも出場できない状態の中、この試合は「ぶっつけ本番」での強行出場でした。

試合後、段上選手は「自分が復帰して負けるわけにはいかなかったんですけど、こういう結果になって悔しいです。自分たちにしかこの悔しさはない。来年、再来年はこの試合を経験した選手も多いし、僕たちの代よりも絶対に強い。全国制覇を目標に頑張ってほしいです」と後輩に思いを託しました。

最後に、森重監督は「今回のこのチームがなぜこういう形で負けたのか、というところは後輩たちも受け継いで、また同じような状態にはならないようにチームづくりをやっていきたいと思います」と話しました。

この悔しい経験は、後輩たちに受け継がれ、選手権4度目の全国制覇に向け、また新たなチームづくりが始まります。

※写真は円陣を組む東福岡の選手たち

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/福岡放送)
 

この記事を
シェアする
ニュース一覧にもどる