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2021

12/18

【高校サッカー注目・山梨】大会連覇へ挑む山梨学院 チームの強さ&全国へ懸ける思いに迫る

第100回全国高校サッカー選手権は12月28日に開幕します。山梨代表の山梨学院は31日に佐賀東(佐賀)と2回戦で激突。第1シードとして挑む山梨学院の注目選手たちを紹介します。

■それぞれの思い胸に全国で活躍誓う

山梨学院は、地区大会を通して4試合で8得点1失点。決勝を含む2試合がPK戦での勝利と勝負強さが光りました。

そんなチームをけん引するのは、キャプテンの谷口航大選手。前回大会、2年生ながらボランチとして全試合にフル出場し、全国制覇に大きく貢献しました。前回大会でも1ゴールをあげた相方・石川隼大選手とのコンビネーションについては「もう何も言わなくてもわかる存在なので、助け合いながらやっていきたい。ボールを奪いにいく力はどこのボランチにも負けない」と自信をのぞかせていました。

さらに、全国制覇の立役者・GK 熊倉匠選手の後継者として呼び声が高いのが、GK山田海人選手。地区大会の決勝ではビッグセーブを連発、PK戦でも魂のセーブでチームを全国大会出場へ導きました。全国大会へ向けて「大会連覇に挑戦できるのは山梨学院だけなので、クリーンシートで終われるように集中を注ぐ。熊倉選手は厳しい人ですが、成長したなと言ってもらえるように頑張っていきたい」と笑顔で語っていました。

そして、全国大会へ誰よりも闘志を燃やしているのが、FW茂木秀人イファイン選手。地区大会の決勝戦、1点ビハインドで迎えた延長後半残り3分、起死回生の同点ゴールを奪いチームを救いました。優勝の立役者となりましたが、「(優勝して)嬉しい気持ちはあったが、もう1回、全国の決勝の舞台に立ってリベンジしたい気持ちがあったので、地区大会優勝ではあまり満足していない」と気を引き締めていました。

茂木選手には、前回大会、青森山田との決勝戦で決定機を決められなかった苦い思い出があり、全国優勝したチームでただ1人流した「悔し涙」は、今でも茂木選手の原動力となっていて、「どんな試合も自分のゴールでチームを勝たせて、もう1度、日本一に立ちたい」と全国での活躍を誓っていました。

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/山梨放送)
 

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