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2022

1/11

【高校サッカー戦記・神奈川】桐光学園 主導権握るも「世界の高川」のセットプレーに泣く

第100回全国高校サッカー選手権。神奈川県代表・桐光学園は準々決勝で山口県代表・高川学園と対戦。世界も注目する高川学園自慢のセットプレーにやられ、0-1で敗れました。第91回大会以来となるベスト4を逃した桐光学園の戦いを振り返ります。

    ◇

勝てば聖地・国立行きが決まる重要な一戦。チームの心臓、キャプテン山市秀翔選手は累積警告による出場停止でスタンドから試合を見守ります。この日も桐光学園の持ち味であるハードワーク、球際の強さで試合の主導権を握り、キャプテン不在を感じさせないゲーム運びを見せます。山市選手に代わりキャプテンマークを巻いた10番・三原快斗選手を中心に、サイド突破からチャンスをつくり相手ゴールへ襲い掛かりますが得点には至りません。

準々決勝までの得点は全てセットプレーの桐光学園。得意のセットプレーからビッグチャンスをつくるも相手GKとゴールポストに阻まれ得点はならず、0-0で前半を折り返します。

両チーム譲らず迎えた後半15分。高川学園自慢のセットプレーがさく裂。先制点を許してしまいます。

追いつきたい桐光学園はスーパーサブ斉藤凌玖選手や地区大会未出場ながら今大会ベンチ入りを続けている秘密兵器、長身の2年生・坂本輝選手を投入しますが、最後までゴールネットを揺らすことはできず、惜しくも準々決勝敗退となりました。

試合後、桐光学園の鈴木勝大監督は「チャンスはつくれたが、ゴールを決める力が足りなかった。国立へ行きたい気持ちが相手の方が強かった」と振り返りました。さらに「今大会を通じて、守備は自分たちの目指している方向性は表現できた。しかし得点力が足りない。ストライカーの育成が必要」と今後の課題を挙げました。そして3年生について「桐光学園の誇りと伝統を守ってくれた。堂々と胸を張ってほしい」と労いました。

名門のエースナンバーである10番を背負い戦った三原選手は「自分自身何もできなかった。山市を国立に連れていけず悔しい」と語りました。世界も注目し、この試合でも失点を喫した高川学園のセットプレーについては「対策は練っていたが失点してしまった。正直怖かった。研究してきたもの以外が出てきた」と実際に対戦したからこそのリアルな感想を口にしました。そして後輩たちには「気持ちで絶対に負けないでほしい。個の力は高いので、それをいかして頑張ってほしい」と悲願の選手権初優勝の夢を託しました。

(取材・文 高校サッカー選手権民放43社/テレビ神奈川)
 

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