NEWS

ニュース/各地区代表情報

2021

12/15

【高校サッカー展望・宮城】ベスト4、その先の優勝へ 仙台育英が“過去最高のチーム”で5年連続の全国へ挑む

第100回全国高校サッカー選手権は12月28日に開幕します。宮城県代表・仙台育英は2回戦からの登場で、31日に兵庫県代表・滝川第二と対戦。地区大会決勝を振り返り、全国での戦いを展望します。

■仙台育英(5年連続36回目)

決勝は4年連続の同一カードとなりました。これまで、ハイラインハイプレス、サイド攻撃が特徴の仙台育英学園が、3年連続でドリブルサッカーを志向する聖和学園を抑えてきました。

試合は前半11分、クロスのこぼれ球にエースストライカーの9番佐藤選手が鋭く反応し仙台育英が先制します。

さらに、前半20分には聖和のCKのこぼれ球を奪った仙台育英がカウンターを仕掛け、最後は再び佐藤選手がクロスに頭で合わせ追加点。準決勝で右足首を捻挫し、決勝の出場が危ぶまれた佐藤選手が躍動します。前半終了間際にも佐藤選手のシュートがポストに弾かれるなど、終始、仙台育英ペースで試合が進みました。

後半開始早々、仙台育英はチャンスを迎えます。聖和のパスミスからショートカウンターを仕掛け、GKと1対1になった佐藤選手がシュートを放ちますが、聖和のGK1番・岡部選手がゴールを割らせません。

その後、聖和学園は選手交代から流れを変えようとするも、得点を奪うことができず、試合終了。仙台育英が5年連続36回目の全国行きを決めました。

城福敬監督は「(就任してからの12年間で)過去最高のチーム。2年前の全国ベスト8を超える成績を残したい」と意気込みを口にしています。

良い守備から良い攻撃へとつなげられるか。仙台育英は2回戦からの登場で、12月31日に兵庫県代表の滝川第二と戦います。

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/ミヤギテレビ)
 

この記事を
シェアする
ニュース一覧にもどる