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2022

12/27

【高校サッカー注目・沖縄】全国初勝利 沖縄県勢最高成績のベスト8の壁を越えられるか!

12月28日(水)に開幕を迎える第101回全国高校サッカー選手権大会。2年連続5度目の全国出場となる沖縄県代表・西原高校の初戦は、29日(木)神奈川県代表・日大藤沢高校との1回戦です。今回は、西原高校の注目選手やチームの特長、初戦の意気込みをご紹介します。

■連動したハイプレスでボールを奪い縦に速いサッカーを展開

西原のサッカーの特長は、縦に速いサッカーです。前線からのプレスでボールを奪いショートカウンターにつなげることが攻撃の軸となり、両サイドの選手のスピード溢れる突破も武器です。

2年生エースの比嘉琥生選手や宇座涼太選手を中心に相手にプレッシャーをかけ続けてボールを奪い、縦に鋭く攻め込みます。

■県大会では4度の延長戦、3度のPK戦を制す

県予選では5試合を戦い、3回戦、準々決勝、準決勝、決勝と2回戦以外は全て延長戦を戦い抜き、3回戦と準決勝、そして決勝ではPK戦を制し代表権を獲得しました。どんな相手にも決して走り負けしない走力、ハイプレスをかけ続けられる体力、延長戦、PK戦をモノにしてきた勝負強さも大きな武器です。

■攻撃の中心 県大会全試合ゴールの2年生エース 比嘉琥生選手

2年生エースの比嘉琥生選手は県予選全試合でゴールを決め8得点をマークしています。

玉城真哉監督は「身体能力が高く得点への嗅覚に優れている」と評価。攻撃では高さとジャンプ力を生かしたヘディングが持ち味で、守備では最前線からプレスをかけ続け、攻守でチームをけん引します。「県予選だけではなく、全国でも全試合でゴールを決めたい」と今大会にかける意気込みを語りました。

西原はまだ全国選手権での勝利がありません。昨年は今年と同じ神奈川県代表の桐光学園に1対0で敗れ初戦敗退。昨年と同じ等々力陸上競技場で昨年と同じ神奈川県代表校との初戦に、キャプテンの上田ゆん選手は「前回大会のリベンジを果たす絶好の機会です」と話しました。

目指すは西原高校初の全国1勝、そして沖縄県勢の最高成績ベスト8の壁を越え歴史を塗り替えられるか注目です。

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/沖縄テレビ放送)

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