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2023

12/29

【高校サッカー全力新聞】「信州の止まらぬ風」長野・松本国際

『遠くとも一度は詣れ善光寺』と語り継がれるほど有名な国宝・善光寺を構える長野県。周囲を8つの県に囲まれた内陸県です。

12月28日に開幕を迎える第102回全国高校サッカー選手権大会。長野県代表は、松本国際。全国の初戦は、12月31日の2回戦、鹿児島県代表の神村学園と対戦します。

■先輩を超えたい
昨年の全国大会では初戦で鳥取県代表・米子北に1-2で敗戦。その様子を目の前で見て「先輩を超えたい!先輩の借りを返したい!」という思いから始まった今年のチーム。

敗戦直後のロッカールームで前キャプテンから「俺らの分も任せたぞ!頑張れよ!」というエールをもらった鈴木侑斗キャプテン(3年)は「今年はハードワークを軸に、いい守備からいい攻撃へ繋げられる武器をいかしていきたい。先輩の借りを返すという意味でも全国で絶対1勝はしたいと思います」

先輩から受けた様々な刺激や想いを引き継ぎ、超えていく選手たち。恩返しは結果で。全国の強豪相手に戦う準備は万全です。

■「全力走破」松本国際
「チームがレベルアップしたのは去年、米子北との対戦が決まった日。全国で戦い抜くためには強度を上げることが必要。結果負けてしまったけれど、あのきっかけが今年の勝利に繋がったと思います」と話す勝沢勝監督。

止めて蹴るという基本の中に速さを加える。ハイプレッシャーを常にかけ続けられるようにと、強度の高い練習の後にランニングメニューで追い込むことを継続し走力に磨きをかけてきました。

地区大会では終始ハイプレッシャーで圧倒し、決勝戦では延長に入るも勢いを落とさず長期戦をものにしました。試合終了の笛が鳴るまで「全力走破」の全員守備・全員攻撃で勝利を目指す松本国際に注目です。

(取材・文 高校サッカー選手権民放43社/テレビ信州)

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