NEWS

ニュース/各地区代表情報

2023

12/24

【高校サッカー全力新聞】北海道・北海 創部100周年“黄色のイナズマ”

広大な自然や美しい景色、美味しい食べ物など魅力的な観光スポットが多く存在する北海道。人口約514万人。冬は白銀の世界が広がる雪国です。

12月28日に開幕する第102回全国高校サッカー選手権大会。北海道大会の決勝は史上初、札幌ドームで行われました。道内175校の頂点に立った北海道代表は北海。12月29日の1回戦、香川県代表の大手前高松と対戦します。

■北海道で最も歴史ある私立学校
明治18年に北海英語学校として創立し、昭和23年に現在の北海高等学校と名称を変更しました。全校生徒1180人。卒業生には元東京ヤクルトスワローズの若松勉さんや元サンフレッチェ広島の萩野英明さんなどプロスポーツ選手をはじめ、タカアンドトシのタカさんといったお笑いに携わる卒業生もいます。

全国大会常連の部活が多く、特に野球部は2023年の夏の甲子園でベスト16、秋の全道大会でも優勝し次の春のセンバツ出場をほぼ確実なものとしています。サッカー部主将の川合航世選手(3年)は「クラスメートに野球部の選手が多く、彼らの活躍には大きな刺激を受けた。お前たちも全国で勝って来いよと言われ奮い立った」と闘志を燃やしています。

■創部100周年 堅守速攻“黄色のイナズマ”北海
大正12年創部、今年100周年を迎えた北海サッカー部。堅い守りから最短最速でゴールに向かう“黄色のイナズマ”のような攻撃が持ち味。その攻撃力を支えるのは2トップの3年生田中準人選手と野村光希選手です。

前回大会でも2トップとして全国の舞台に立った2人。田中選手は「去年、負けたことは悔しかった。全国で戦えるように1年間トレーニングをしてきた。ゴールを奪ってリベンジしたい」と意気込みます。

また29日に迎える1回戦について川合選手は「先を見るのではなく、目の前の1試合。一戦必勝で戦いたい。空中戦や対人、球際など全力で闘うところを見てほしい」と話します。

創部100周年のメモリアルイヤーに19大会ぶりの全国1勝へ。“黄色のイナズマ”北海に注目してください。

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/札幌テレビ)

この記事を
シェアする
ニュース一覧にもどる