福島県

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福島県大会
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大会の見どころ

今年は、例年にも増して熾烈な争いを展開中。
湯本は、初の全国大会が今年の天皇杯だったという急成長のチーム。高校チームが天皇杯の県代表になったのは湯本が初めてという事もあり、大いに注目された。攻撃に転じた時の速さと強さは、県内トップレベル。しかも去年の日本クラブユースでベスト16に入ったメンバーが大量入部。FWをはじめ1年生選手がレギュラーに起用されるなど、上級生との切磋琢磨でチーム内に良い緊張が持続されている。プリンスリーグの東北予選リーグも戦い、夏のインターハイ県予選も準優勝しているだけに、初の選手権出場も夢ではない。
3年ぶり5度目の選手権を狙う平工業は、3年生中心。前回の選手権をテレビで見て入部してきた世代だ。運動量豊富なサッカーは今年も健在。夏のインターハイに出場し、愛知にPK戦で勝利、成立にPK戦で敗れたが、全国にも通用するレベルである事を実証した。
おととし全国ベスト8に輝いた福島東も、選手権に照準を合わせてきている。昨年度の全国高校選手権では惜しくも2回戦で丸岡にPK戦の末敗れたが、その大会の経験者が5人残っている。そのうち、おととしベスト8に貢献したレギュラーも守備的なポジションに2人いる為、安定した戦いぶりを見せそうだ。湯本同様、プリンスリーグの東北予選リーグにも出場していただけに、試合経験も豊富で今年も要注意だ。
そのほか、東北新人戦でも3位になった尚志、夏の県大会ベスト4の磐城なども虎視眈々と狙っている。また初のリーグ戦導入で、試合数が増えたのも楽しみの1つだ。

83rd ALL JAPAN HIGH SCHOOL SOCCER TOURNAMENT
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